前回までのエントリ
いよいよ対面での面接に挑む
書類選考まではうまくいって面接へ漕ぎつくことに
特定されないように「ちょこちょこ」フェイク混ぜてます
4月中旬、各社から書類選考での不採用通知が続いて鬱々としていた。
そんな中、ふと別方面でWebの求人を血眼になって見ていると
「ECサイト担当、状況に応じてWebサイト制作など能力によって職務は広がります」
なんて面白そうな企業の求人が目についたので早速応募することに。
Web経由で応募書類を提出してくれ、とのことだったので、簡単な志望動機と企業側からの質問をまとめたものをメールで提出することに。
応募書類を提出した数日後、書類選考の結果がメールで届く。
担当者曰く「よかったら、4月某日に実際にうちの会社に来ての面接どうですか? (意訳)」とのことだったので、こちらと企業の両方に都合がつくような面接予定日をすり合わせ、面接予定日が決定した。
いざ面接に臨む
かくしてGWも間近に控えた4月後半の面接当日を迎えた。
応募した企業の建物の玄関でアルコール消毒を済ませ、普段は商談に使われるような応接スペースに通されて面接が始まった。
面接でこんなこと聞かれました(主要なもの)
面接では、フリーランス(のようなもの)時代の話を中心に話が展開した。
少なくとも、企業サイドとしては「何故にフリーランスをやめて、こっち(企業)に来たいの?」ということで聞きたがっていたのだろうか?という感じではあったが、終始和やかな雰囲気の面接だった。
フリーランス時代のキツかったことについて
フリーランス(というにはおこがましいが)時代に、クライアントが倒れて売り上げ未納のまま、入金されるまでの数か月ほど精神的に不安定になった……という話をした。
あの時はホントに精神的に「かなり」きつかった……。
何でライティング以外も学んだの?
ライティングの単価が喰えないレベルまで下がったことから、WordPressやWeb関連技術など「ちょっとはお金になりそうな」技術を学んで……といった感じで話をした。
何でフリーランスやめたの?
少なくとも、所属意識のほうが重要だと感じたから、と話をした。
(実際には「客を掴めるような営業の技術がない」というのほうが大きいのだが……)
動画編集について
DavinciResolveで動画編集は可能。AdobeのAfterEffectはライセンスさえ手に入れれば学びたい、と回答。
以前、いろいろあってDavinci Resolveで動画編集する仕事を受けたこともあり、それ以降はVlog((最近は動画にするほどのネタがないので更新は滞り気味だが))の編集などでもDavinci ResolveをWeb記事を参考にちょこちょこと使うようになった感じである。
……とはいえ、最近は「動画で企業や商品のPRをする時代だし、面接でもそんな人材をできるだけ採用したいよなぁ」と思った質問ではある。
Davinciのコントローラ付き有償ライセンスは欲しいところ
よくわかりませんが、吃音って治ります?
今回の面接では比較的吃音症状は出なかったが、最初のほうに緊張感から吃音の症状が少々出ていたこともあって「よくわかりませんが、吃音って治りますか?」と言われてしまい、心の中で
吃音が治るんだったら、とっくに金払って治しているんだよなぁ……
とモヤモヤしながらも、平静な感じで
吃音は緩和こそしますが、治療はできません
とそれなりに回答した次第である。
面接終了、そして意外な結果が……。
そんな感じで、これまでの「緊張感が体のこわばりが酷くなるような」面接からは考えれられないような、和やかな雰囲気のまま面接が終わった。
面接の最後には「今回の面接をして、〇〇(本名)さんに当社でさせたい仕事が見つかりました」という入社後のお仕事に対する具体的な発言を貰ったので、当初こそ「この戦い、勝ったか?」という感じで「長かった就活の”終わり”が見えたこと」に安堵したのであった。
しかし、喜んだのもつかの間、GW期間中に一通の事務的なメールがフォームより来た。
(前略)当社の社風と〇〇(本名)様との不一致がありましたので、残念ながらご期待に沿えない結果となりました。 (中略)〇〇(本名)様の今後のご活躍を祈念いたします。
少なくとも、面接では和やかな感じの面接だったというのに、何故に不採用に終わったのだろうか? という感じで落胆してしまったのである。
(ひょっとしたら、面接中にNGを出してしまったのだろうか……?)
こういうわけで、発達障害当事者(吃音持ち)の就活はまたしても長引きそうな予感がするのであるが……果たして、自分を採用したがる奇特な企業は現れるのだろうか?
さて、仕事探しはいつまで続くのだろうか……。
(つづく)
今回の教訓と反省
- 緊張感のない和やかな面接=採用にはつながらない。
- 面接において、入社後における仕事などの「具体的な」話があったとしても、それが即ち「採用」とは言っていないことに注意しよう。
- 対面での面接を久しぶりにやったところ、案外吃音が出なかった((不思議なくらいに面接の中盤以降はすらすら喋れた))。
- 不採用理由は「見えないところ」にあるのでは?