同人関連雑記

【宣伝】C97出展のお知らせとAffinity Publisher雑感

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【お知らせ】C97(3日目)に出展します

Twitterの相互フォロワーである奇くらげ氏(@boneofjelyfish)との合同サークル「Junk Brothel Labo」名義でC97(3日目)に出展します。

(スペースは南ハ26bです。)

どんな本を出すの?

今回は、評論系同人誌『わかる!風俗 2019(仮)』をC97で販売します。
「風俗という業態から見る日本戦後史」としての「戦後風俗概史(仮)」などのお堅めなパートを執筆する他、奇くらげ氏による「利用方法」「体験記」などのパートもあります。

販売価格は1,000円(50P前後:表紙カラー・中モノクロ)の予定です。

※表紙は仮段階のものです。

(なお、今回はカメラ同人誌『JC』及び『JC Plus』の販売予定はありません)

同人誌のDTPに関して

Affinity Publisherは同人誌用に便利なDTPソフト

Affinity Publisherは受賞歴のあるページレイアウトソフトウェアです
Affinity PublisherはWindows、Mac、iPadの最新技術向けに最適化されており、公開の準備が整った、目を見張るようなレイアウトを作成するために必要なものがすべて揃っています。

前回の同人誌(『JC Plus No.1』)より、同人のクオリティ向上のためにDTPソフトのAffinity Publisher を導入し、この『わかる!風俗 2019』を作るにあたっても利用している。

これは、Affinity Publisherを入れているMac(OSは最新版のCatalina)由来なのかはわからないが、PagesやEvernoteなどから「一定以上の」長文をコピペすると頻繁に落ちるのと、元が英語圏のソフトであるために日本語表記に必要な禁則処理をマニュアルで行わなければならない以外は、以前使っていたScribus(Macではもう動かない32bitアプリ)に比べると非常に使い勝手がいいDTPソフトである。

操作性もPhotoShopライクで使いやすいので「PhotoShop CCさえ使ったことがあれば、Affinity Publisherも(用語の違いさえ把握すれば)使える」という優れたDTPソフトである。

少なくとも「横書きの」評論・情報系同人誌を書く目的ならば、一般用途では使わないソフトまで丸ごと入ったAdobeの年間ライセンスを導入してInDesign(仕事のスキルとして、使えるに越したことはないが)を入れるよりも費用面で優れており、それこそ今回のような「紙の同人誌」を書くにあたって印刷所とのトラブルを未然に防げるpdf-x方式での出力も可能。

そういう意味では、入稿にあたっては「データをトンボ付き設定にした上で、pdf-x形式で出力したものを入稿」という感じで印刷所に出せるのは非常に魅力的な存在だったりする。

Affinity Publisherの禁則処理に関してはこちらを参照

Affinity Publisherで日本語処理(1)禁則処理 | CS5
前回の続きです。次の図は前のエントリのテキストをAffinity Publisherに配置したものです。アキが分かりやすいように行揃えは左にしてあります。1行10文字です。なお、段落の初期値で段落後の...

同人目的でAdobe製品をAffinity系ソフトに切り替えるべきか?

少なくとも、Adobe CCはデザイン・印刷業界のみならず、同人業界でも標準ソフトでもあるので、いきなり今まで入れていたPhotoShop CCをAffinity Photoに切り替えるのは、正直なところ「頻繁に落ちる」という動作性の面では微妙な点があるので、まずはAdobeの安いフォトプランと併用して「PhotoShopではできないことができる」Affinity系ソフトを運用するという方向性で考えている。

また、Adobe CCに比べると、Publisherだと「標準での禁則処理がない(確かにマニュアルで禁則処理はできるが、失敗したときには句読点などが抜けて文章がおかしくなることもある)」などの面で、まだまだ未完成状態ということもあり「やはりAdobe税でも払ったほうがいいんだろうか?」と考えてしまう場面もある。

……とはいえ、Affinity Publisherは、Adobe CCに年間6万円以上を払うよりは「安い(買い切りで6,000円)」ので、(商用ではない)同人誌のDTP目的では「使えるソフト」であるが、どうだろうか。

この記事を書いた人
akatukidesuga

泡沫カメラ同人サークル「ジャンク難あり500円の会」主筆。

1990年生まれのアラサーちゃん、という第二次氷河期世代のあおりをモロに受けた世代でそれを引きずりながら生きている。

2020年11月より仙台市に在住(2022年秋まで)していたが、現在はチバラギに戻って求職活動中。
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