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東京マルイMWS規格対応!SAA製 PMAG(Gen M3タイプ)を買おう

東京マルイMWS規格対応!SAA製 PMAG(Gen M3タイプ)を買おう
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いい加減にPMAGタイプのマガジンが欲しい

アルミマガジンは民間風でやるには正直…ということでv

MWS規格のマルイ M4A1カービン(GBB)を購入して以降、2010年代以降のARを再現するために欠かせないPMAGタイプのマガジンが欲しいと思っていた。
しかしながら、2024年現在国内で流通しているサードパーティ製PMAGは主に純正互換構造系統のSAA(Ace1Arms)とFalconToys、純正系構造ではない、という話のあるT8(CGS)の3種類がある中で「どれが一番ハズレを引いても、自分の手でどうにかできる構造か?」という事で悩んでいたのである。

かといって、安心と信頼のマルイ純正アルミマガジンは何というかアルミマガジンが運用されているところもある軍・LEならばともかく、民間風設定だと正直なところ辛い部分があるので、6月末にサバゲをする話が出た際に試しに一本ほどSAA製のPMAG(Gen M3タイプ)を買ってみることにした。

暁

なお、サバゲは悪天候で中止になりました…。

SAA製PMAGは動作面は快調、しかし擦り合わせも?

注文したSAA製 PMAGが届くと同時にまずやったことは、海外製という事でカタついている可能性のある底部の注入バルブの締め直しである。
案の定、注入バルブが少し緩んでいたのでバルブレンチで締め直して手持ちの134aガスを注入したところ、注入バルブからのガス漏れは起きなかった。

そのままMWSにセットして空撃ちをしてみると、動作は快調。
SAA製PMAGもロットによってもアタリハズレがあるのか、それとも最近のロットでは改良が加えられているのか「そこまで言われるほどダメなマガジンか?」と思ってしまった…のであるが、SAA製PMAGの問題点はここから。

空撃ちの次はBB弾を装填して動作チェックをしようとしたところ、マルイ製BBローダーをマガジンに取り付けて装填を試すも、1発目こそ装填されるが2発目以降はうまいこと装填されないのである。
試しにMWS純正アルミマガジンで同じように試したら、カタログ通りに35発分装填できたので「これはマガジンリップに問題があるな?」と判断し、マガジンリップのBB弾を保持する部分を工具箱の中に入っていた400番の紙ヤスリで気持ち軽く擦ってみることに。

ヤスリでマガジンリップを擦った後、BB弾をローダーで装填してみると見事に30発ほど装填でき、BB弾の発射も問題なくなった。
SAA製PMAGはいくら純正互換構造とはいえ、アタリ個体であってもヤスリ等での擦り合わせが必要なので海外製に慣れていないと少し厳しいな…と思った次第である。

SAA製PMAG、今後はどうする?

このようにSAA製PMAGは「最初の擦り合わせ」こそ必要だが、あくまで購入した直後はいい感じに使える。
とはいえ、SAA製PMAGはタンク部分が何故か2分割構造となっているので、将来的には内部を分解して自己融着テープとシールテープでしっかり対処する必要がある以上、今後のサバゲ投入などで経過を見ていきたいところである。

なお、SAA製PMAGはプラ外装なので連射すると早く冷える。
夏ならばともかく、パワーソースの134aガスが冷えやすい秋口から冬場にMWSを使う際には運用的に厳しいかもしれないので、通常のアルミマガジンも増備したほうがいいかもしれないな、とも考えているが…。

その後の話:PMAG ガス漏れ編

購入して2週間が経過した頃、それまでガス漏れが起きなかったSAAのPMAGから途端に「シュー」っという音と共に小規模なガス漏れが発生するようになった。
原因としては何だろうか、ということでケースを外した際に見えるガスタンク部分側面のマイナスネジ部分を疑ったのであるがどうも違う感じがしたので元に組み戻した。

その後、8月初旬に秋葉原にあるサンコーホビーでSIG P226・グロック系統用のマルイ純正 放出バルブAssyと共にマルイ純正GBB向け注入バルブAssyも「ひょっとしたらSAAのPMAGにそっくりそのまま使えそうな気配」を感じて同時購入した。

自宅に戻り、バルブレンチでSAA PMAG付属の注入バルブを外し、そっくりそのままマルイ純正注入バルブAssyに交換して134aガスを注入すると…何とそれまでの「シュー」という音と共に起きていたガス漏れがなくなったのである。
このことから「やはり海外製マルイ系GBB機種に対応するマガジンは、よほどのことがない限りはマルイ製パーツになんだかんだで換装する必要があるのだろうか…」なんてことを感じた次第である。

暁

最も、部品購入する直前にFalcon Toys製MWS対応のPMAGも買ってしまったが…

さらなる追記(25年2月):ガバ修理でそこそこ「マシ」になった?

静かにガス漏れしていた一件からしばらく放置していたSAA製PMAGであったが、妙に「ガバ修理の範疇で直せるのではコレ」という感じを抱いたのでガバガバクオリティでのガス漏れ修理(と一部マルイ部品換装)を行うことにした。
まず、マルイ純正MWS用30連マガジンに比べると「出力が若干弱い」という話だったので、手持ちのマルイ純正MEUマガジンから1911・ハイキャパ規格のマルイ純正放出バルブを取り外した上で、SAA純正マグに取り付けマルイ部品によるマルイ並み安定性能化を図ることにした。

また、ガス漏れの原因であったマガジンの継ぎ目部分を分解して水道用シールテープを数巻程巻いてから組み直した上で、ついでに純正MWSマガジンからマガジンフォロワースプリングを流用して弾上がりのスムーズさを向上させることに。


もともとSAA製のマガジンフォロワースプリングは純正比で何故か少々短いサイズのものが入っていたので、マガジンフォロワースプリングを純正サイズに換装することで「弾の送り具合が純正並みに円滑な」マガジンにすることができた。

これらのガバガバなクオリティの修理によって、SAA製 MWS規格対応PMAG Gen M3は晴れてマルイ純正マグ互換構造というアドバンテージを生かしての安定した性能のマガジン、となった…のであるが、ある意味では「マガジンの問題箇所を見極め、それに対処できる人」にはおススメできるが、部品込みでのトータル費用考えると部品代はかかるがそこそこ安定性能のFalcon ToysのPMAGを買ったほうがお得なのかもしれない。

とはいえ、独自構造が多い他社製MWS向けPMAGとは異なり、マルイ純正マグ互換構造であるがゆえに「どこの部分が国産品に比べてダメか(その上でマルイ製およびマルイ規格の汎用的なパーツに交換できるパーツはどこか)」という切り分けが容易にできる人には、各部パーツ交換前提でおススメできるかもしれない。


この記事を書いた人
akatukidesuga

泡沫カメラ同人サークル「ジャンク難あり500円の会」主筆。

1990年生まれのアラサーちゃん、という第二次氷河期世代のあおりをモロに受けた世代でそれを引きずりながら生きている。

2020年11月より仙台市に在住(2022年秋まで)していたが、現在はチバラギに戻って求職活動中。
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