ThinkPad T480のSSDを換装する
SSDには信頼性が必要
出先用のサブ機として運用しているThinkPad T480。
ThinkPad T480に搭載されているSSDは(多分)リースPCとして運用されていた時代から使われていたであろうSSDが入っているので、いい加減にSSDを新しいものに換装したほうが動作の信頼性を高める上でいいのでは? ということを考えていた。
当初こそ面白さを求めて「対米輸出制裁でAppleに出荷できなくなったSSDを転用したYMTC製チップ利用の有象無象の中華SSD((いわゆるガジェ系Youtuber風の言い方だと「蝉族」系統のSSD))」を搭載しようと思ったが、流石にCドライブ向けのSSDに中華ブランドSSD積むのは「信頼性」と相反するよなぁ、ということで自社でチップを作っているメーカーのSSDで探すことに。
そんな折、別の用事((本来はデスクトップ用140mmファンの購入だった))でチバラギにあるパソコン工房へと行ってみたところ、500GBのウェスタンデジタル(WD)製SN570(NVMe規格)が4,780円という以前から考えると信じられないような値段で売られていた。
当初こそ余裕をもって1TBのSSDに換装することを検討していたが、安さと自社チップメーカーの信頼性のバランスには勝てない…ということで、勢いでWD製のSN570(500GB)を購入してしまった。
SSDの換装作業を行う
SSDの換装作業の前に、まずは新しいSSDへのデータ移行である。
WDが公式で提供しているWD製HDD/SSD向けのデータ移行ツールを利用して元のSSDのデータを新しいSSDにクローンする。
その間、Primeあたりで1本ほど適当なアニメでも見ながら時間を潰そう。
だいたいSSDの場合だと30分くらいでデータ移行が完了するので、その後はThinkPad T480の裏ブタを精密ドライバーとギターピックを使って開ける。
ThinkPad T480は整備性がいいなぁ…と思いながら2.5インチHDD・SSDが入りそうなベイの中に入っているM.2 SSDベイにアクセスして何本かベイ内の固定ネジを外して元のM.2 SSDを外す。
ThinkPad T480から取り出した256GBのNVMe SSD。
元のSSDとして、Lenovo製PCに標準で入っていたと思わしきUnionMemory製 256GBのNVMe SSDが入っていた。
(勝手にSKハイニクス製だと思っていた)
こんな信頼性が危ういSSDで半年ほど様々な場面で運用していたのか…と思うとぞっとするので、中古のThinkPadを買った際にはチップメーカー製の新品SSDを買ってデータ移行したほうがお得かもしれない。