液タブ導入への道
やはり板タブでは辛い部分があった
板タブ(Wacom CTL-672)を導入してから1年が経過した。
しかしながら、依然として板タブで作業するのにはなかなか難しく、カットイラスト関連の仕事は2021年に入ってからはiPad Air3(2019)とApplePencilで作業することの方が多かった。

環境さえ整えれば、iPad Air3でイラストを描くのは実際便利。
とはいえ、板タブではどう足掻いてもしっかり描けないし、iPadはメインで使っているWin機への転送がネックな以上は「作業効率を上げるべく、液タブ導入は仕方ない部分がある」ように感じた。
中華液タブかWacom製か
しかしながら、液タブ導入は費用面でそれなりに掛かる以上は中華液タブも考慮に入れた。
とはいえ、芯などの消耗品を実店舗で気軽に買えるか?(そもそも壊れにくいか?)という意味で下手な商品はいくら安くとも買えないよなぁ……という意味でWacomOneをHi-uni Digitalとセットでポンと導入することに。
実際に液タブを使ってみる
液タブを使うまでの各種設定
WacomOne導入後、早速USB端子をPCに接続した後でグラボのHDMI端子に接続し……ようとしたのであるが、残念ながらPC搭載のGTX1660Super(玄人志向)にはHDMI端子が一つしかない。
そこで、DVI端子とHDMI端子を変換するアイネックス製のアダプタをヨドバシで大慌てで購入し、GTX1660Superに差し込む。そこからWacomOneのHDMI端子を接続し、 画面設定から「画面の拡張」設定にすると…… PCモニタと液タブの両方がしっかりと写った。
その後、WacomOne用のドライバをWacom公式よりDLして、製品登録を行って初めてWacomOneが「液タブ」として使えるようになったのである。
クリスタで絵を描いてみる
WacomOneを使ってクリスタで絵を描いてみる。
今まで手持ちのアイテムだとiPadでしかできなかったような「紙のように絵を描く」操作がPCでできるようになったのは作業面で非常に楽で、やはり道具に金はかけるものだなと再認識させられる。
試しに液タブで描いた絵
液タブとHi-Uniでちまちまと描く。
HI-Uni Digitalに関しては「鉛筆感覚で使える」ペンとしてはイイ感じに使えるのであるが、まだクリスタのHi-Uniブラシを導入して描いていないので特に言えることは少ないのでこの辺は割愛。

Hi-Uni Digitalに関しては後で別記事で紹介します
液タブを導入した割には別にiPadで描くのとそんなに変わりねえ絵ばかり描いているじゃないか、というツッコミは受け付けます。
個人的雑感
液タブ導入したからといって絵がうまくなるわけではないが
液タブ導入したからといって「飛躍的に絵がうまくなる」わけではない。
とはいえ、それ以上に「作業のしやすさ」という点では非常に優位に立てるアイテムである以上は、使いこなす以外に方策はないわけでひたすらに練習あるのみである。

今以上に絵がうまくなりたい……!!