保存車めぐり

【保存車めぐり】仙台市西公園 C60 1【その10】

【保存車めぐり】仙台市西公園 C60 1【その10】
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今回は仙台市 西公園に保存されているC60 1を。
(2020年10月訪問)

2022年訪問時

仙台市 西公園 C60 1

全体の様子

西公園のろぐまる広場に静態保存されているC60 1。
1942年に日立製作所でC59 27として製造され、東海道・山陽本線で運用されていた。
1953年に浜松工場で2-C-2(ハドソン)のC60 1に改造され、1968年10月の東北本線全線電化まで東北本線・常磐線などで運用された。

全体で現存するC60としては唯一の存在。
(喜多方市の施設にはC60 20の動輪がモニュメントとして存在する)

部分を見る

運転席側の製造銘板とナンバープレート。
『ボイラ C59 27』のプレートがあるが、戦時中に酷使されたボイラーの修繕は行われたのだろうか?

軸重軽減のために改造された従台車。
C59自体が本線仕様の重量級機だったのでC60に改造されたが、同じく本線仕様の機体であるC62はどうやって軸重軽量化を行って函館本線に投入されたのかが気になってしまう。

C60 1の運転台部分。
数年前に大規模整備されたとはいえ、中は少し荒廃している。

C60 1のテンダー部分。
改造されているとはいえ戦前形C59自体を初めて見るので、以前に京都鉄道博物館(旧梅小路蒸気機関車館)で見た戦後形C59のC59 164とは違う感じがするというか。
(尾灯は盗難されたのか、もともとないのかは不明)

西公園再整備事業で屋根の設置などの大規模な整備を受けたC60 1。
イベント時には特急『はつかり』のHMが取り付けれられるようで、その時になったら見てみたいところ。

アクセス

地下鉄南北線の勾当台公園駅から定禅寺通りをまっすぐ歩き、徒歩10分くらいで到着。
夜行く際には、国分町にいるボッタクリ客引きに注意しながら歩こう。
(当然ながら、タケノコ剥ぎには遭いたくないので)

キャッチには絶対ついて行かない(居酒屋もお店も同じく)

この記事を書いた人
akatukidesuga

泡沫カメラ同人サークル「ジャンク難あり500円の会」主筆。

1990年生まれのアラサーちゃん、という第二次氷河期世代のあおりをモロに受けた世代でそれを引きずりながら生きている。

2020年11月より仙台市に在住(2022年秋まで)していたが、現在はチバラギに戻って求職活動中。
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