今回は仙台市交通局119号(長崎市電1053号)を。
(訪問日:2020年11月末)
仙台市交通局 119号(長崎市電1053号)
旧秋保電鉄 秋保温泉駅跡に保存されている、仙台市交通局119号車。
1952年に原町線開業に合わせて新潟鐵工所で製造された車両で、1977年の仙台市電廃止後は長崎電気軌道に譲渡されて長崎市電1051号として2000年まで運用された後に、旧秋保電鉄(1961年廃止)秋保温泉駅跡に保存された。
一時期は長崎市電塗装のまま保存されていたそうだが、現在は仙台市交通局時代の塗装に復元されて保存されている。
年月の経過からくる塗装の疲れが若干目立つが、屋外保存としては良好な状態。
仙台市交通局119号の台車部分。
軌間の異なる長崎市電譲渡に当たって、ワンマン機器の変更と共に西鉄の廃車発生品の台車に振り替えられたらしい。
仙台市交通局119号の反対側エンド。
今回訪問時には、長崎市電時代の「浦上車庫」行きの幕が表示されていた。
アクセス
JR愛子駅から秋保・里センター経由の仙台市交通局バスに乗車し、磊々峡(らいらいきょう)バス停下車後にすぐ。
詳細なダイヤ等は仙台市交通局公式HPを参照のこと。
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