保存車めぐり

【保存車めぐり】つくば市 さくら交通公園 D51 70と国鉄ハイウェイバス【その3】

【保存車めぐり】つくば市 さくら交通公園 D51 70と国鉄ハイウェイバス【その3】
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今回は、茨城県つくば市のさくら交通公園に保存されているD51 70と国鉄ハイウェイバスの紹介。
(2020年1月末訪問)

2021年訪問時の模様はこちらから

さくら交通公園の保存車両

D51 70

(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Asahi Opt. SMC-K 45-125mm F4)
さくら交通公園に保存されているD51 70。
1937年に日立製作所で製造された同機は、岡山機関区に配置されて山陽本線で活躍した後、五稜郭機関区と小樽築港機関区を経て、追分機関区で最後を迎えた。
(なお、同機は現役時代にはシールドビーム2灯化されていた……らしい)

(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Asahi Opt. SMC-K 45-125mm F4)
D51 70のデフ部分を見る。
北海道形切り詰めデフ装備が何とも特徴的。

(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Asahi Opt. SMC-K 45-125mm F4)
D51 70の回転式火の粉止め部分。
だいたいの保存車からは取り外されているこの装置だが、同機には残されている。

(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Asahi Opt. SMC-M 50mm F1.7 )
D51 70のキャブ周りを見る。
旋回窓などが装備された酷寒地仕様のカマであるが、キャブの密閉化改造は受けていないのがわかる。

(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Asahi Opt. SMC-M 50mm F1.7 )
D51 70の後部従輪部分。
D51初期型なのに、何故か戦後型蒸機と同じプレート型車輪となっている。
(恐らくは小樽築港時代に戦後型D52から振替えられたものだろうか?)

(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Asahi Opt. SMC-M 50mm F1.7 )
D51 70のテンダ側にあるATS-S型車上子。

(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Asahi Opt. SMC-K 45-125mm F4)
D51 70は定期的に整備されており、一時期JR東日本が動態保存する機関車の候補の中に挙げていたのも分かるような機体である……が、ところどころ錆が目立っているのが少し悲しい。

国鉄ハイウェイバス(日野RA900P/747-9901号車)

(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Asahi Opt. SMC-K 45-125mm F4)
国鉄ハイウェイバス747-9901号車。
国鉄専用の「ドリーム号」向け高速バスであるが、何故か引退後は当時国鉄バスとは縁もゆかりもなかった旧桜村(今のつくば市)に保存された。
(国鉄専用型式のハイウェイバスが気軽に見られるのは全国ではここだけである)

(Camera:SONY α7Ⅱ Lens:Asahi Opt. SMC-K 45-125mm F4)
国鉄ハイウェイバス747-9901号車のディテールを見る。
国鉄専用の「ドリーム号」向け高速バスだからなのか、無線アンテナが取り付けられている。

アクセス

TXつくば駅からは、ペデストリアンデッキ経由で徒歩15分で行ける。
近くには住人がいなくなった公務員住宅の廃墟がずらりと並んでいるが、気にしてはいけない。

この記事を書いた人
akatukidesuga

泡沫カメラ同人サークル「ジャンク難あり500円の会」主筆。

1990年生まれのアラサーちゃん、という第二次氷河期世代のあおりをモロに受けた世代でそれを引きずりながら生きている。

2020年11月より仙台市に在住(2022年秋まで)していたが、現在はチバラギに戻って求職活動中。
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