保存車めぐり番外編、今回は土浦市某所にて倉庫として使われていた東急デハ6201を。
(2017年11月訪問)
東急デハ6201
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2017年訪問時にはまだ健在だった、東急デハ6201。
東急時代の末期にはVVVFインバーター制御試験編成に改造の上で運用された後に廃車。
廃車後は地場系ホームセンターのジョイフル本田にて4両分の車体が販売され、茨城県南で各車とも「大きなステンレス倉庫」として使われていたが、2010年代に軒並み解体された。
このデハ6201は東急6000系ステンレス倉庫の中でも最後に残った1両であった。
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ステンレス地にかつての車号の『6201』の跡が。
後付けのシールドビーム工事がいかにして東急で行われていたかが分かるライト部分も見物だった。
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尾灯周りのディテール。
スキンステンレス車ということもあり、台枠の腐食が進行していた。
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運転席内の表示灯。
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車内から取り外されたと思わしき扇風機。
6000系の現役当時はコレが蒸し暑い車内の中で回っていたのだろうか……。
デハ6201その後
デリバリーな非店舗型業態御用達なラブホテル街の中にあった東急デハ6201。
訪問半年後の2018年6月には『解体された』とのことであり、今現在東急6000系を見ることができるのは弘南鉄道大鰐線の動態保存車くらいである。