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高感度に受信可能!新型DSPラジオ、TECSUN PL-330を購入する

新型中華DSPラジオ、TECSUN PL-330を購入する
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新しい中華製DSPラジオを導入する

TECSUN PL-310ETも限界か?

中国製エントリーDSPラジオ、TECSUN PL-310ETを導入してから早5年もの期間が経過した。
しかしながら、ここ最近は受信感度以上にリチウムイオン電池を交換したうえで充電しても「もたなくなった」ということもあり、新しいラジオを検討していたところ、秋葉原ラジオセンターの中のレンタルボックス内にTECSUN PL-330(中国版説明書付き)の新品が1万円で並んでいたので購入。

世界中で携帯電話目的以外でも使われていた関係で「未だに新品が流通している」ノキア系BL-5Cバッテリーを使っている、という点で興味深いのであるが、それ以上に充電コネクタが今や探すのが面倒くさいmini-USB規格からmicro-USB規格になっている点で「PL-310ETから330発売までの数年分の進歩」が見えるのである。

暁

充電コネクタ、USB-C規格ならば一番管理しやすくて楽なんだがなぁ…。

また、一部のマニア向けの需要ではあるが、遠距離受信用の外部アンテナにも対応しているので「PL-330でしっかりとラジオを受信したい」という向きには最適かもしれない。

ラジオを受信しよう!

ラジオを受信する

標準では日本仕様になっていないFM受信関連の設定を日本仕様に合わせた後、さっそくTECSUN PL-330でラジオを受信することにする。
なお、今回は中波ループコイルアンテナのTECSUN AN-200も併用したうえで利用している点に留意。

関東エリア局はAM関東キー局に加え、茨城放送(AM:1458kHz)はノイズなしに受信可能。
FMはNHK-FMとTokyo FM、J-WAVE、bayFMは綺麗に受信できるが、NACK5は何故か厳しい。ワイドFMはTBSラジオ以外は受信が厳しいという状況で「本当に2025年目途にAM局はAM設備を廃止できるのか?」と思ってしまった。

当然ながら遠距離受信に挑む

ラジオの醍醐味は遠距離受信にこそある、ということでラジオ周波数一覧サイトをもとに遠距離受信に挑むことに。
16時ごろから既にtbcラジオ(宮城県:1260kHz)がサーというノイズ混じりで受信可能。AN-200を利用してもPL-310ETでは受信不可能だったので「新しいラジオは違う」となるなど。

その他、HBCラジオ(北海道(札幌):1287kHz)はノイズがほとんどなく受信可で、MBSラジオ(大阪府:1179kHz)もノイズ混じりであるが受信可…といった具合に、ガチガチに遠距離受信に取り組んでいる方面向け機材ほどではないが、それに近い性能を小型筐体に入れているあたりに中国製ラジオの性能の凄さを感じる次第。

短波の日本語放送はチョソンの声放送(9650kHz)がノイズこそ少々混じるが言葉をしっかり聞き取れるくらいに受信可能で、38度線から向こう側のKBSワールド(7275kHz/11810kHz)などの短波放送も同じく受信可能である。
なお、KBSワールドに受信報告書を送ろうとしたところ、以前のようなベリカードを送付する形式ではなく「電子受信報告書(各自で印刷してね!)」という形になったのでちょっと悲しくなった。

全般的な感想

TECSUN PL-330は多くの機能が詰まっているが、それを抜きにしてもPL-310ETからの単純な乗り換え、という意味では受信感度や利便性等の面でアップグレードに最適かもしれない…と思うので、気になった人は是非とも買ってみることを勧めたいところ。


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この記事を書いた人
akatukidesuga

泡沫カメラ同人サークル「ジャンク難あり500円の会」主筆。

1990年生まれのアラサーちゃん、という第二次氷河期世代のあおりをモロに受けた世代でそれを引きずりながら生きている。

2020年11月より仙台市に在住(2022年秋まで)していたが、現在はチバラギに戻って求職活動中。
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