保存車めぐり

【保存車めぐり】板橋区城東交通公園の保存車両群【その22】

【保存車めぐり】板橋区城東交通公園の保存車両群【その22】
この記事は約2分で読めます。

今回は板橋区城東交通公園に保存されている保存車両群を。
(2023年7月訪問)

板橋区城東交通公園の保存車両

東武鉄道(有田鉄道)コッペル1号機

公園の入口側に東武鉄道コッペル1号機が保存されている。

1912年に和歌山県の有田鉄道向けにドイツのコッペル社で製造され、1946年にガソリン車との交換で有田鉄道から東武鉄道に譲渡されたものの、燃料の積載量等に乏しく東武鉄道では使い道に乏しく早々と廃車となった後に1958年から東武鉄道ときわ台駅に展示されていた機体。

近年整備されたのか、状態はペンキ厚塗りな雰囲気があれど良好な部類かも。

D51 513

コッペル1号機から少し離れたエリアに、D51 513号機と東京都交通局 日野K-RE(K458号車)が保存されている。

D51 513号機。
1941年12月に大宮工場で製造。信越本線や北陸本線等の路線で運用され、1972年6月に酒田機関区で廃車となったのちに同地に保存され今に至る。
とはいえ、機体の内部(ボイラー部か?)にスズメバチが巣を作っているとのことで詳細な撮影は不可能だった。

日野K-RE(K458号車)

モノコックバスの日野K-REも同地に保存されている。
1982年に日野車体で製造され、1991年に廃車となった後、同地にて展示されている。
都バスとは思えないような派手な塗装が施されているが、実はこの塗装は現役時末期(1990年)にこの塗装を施されて運用されていた時期があり「公園保存にあたって施された塗装」ではないようで。

廃車から年数が経過しているとは思えないほど、比較的良好な状態で保存されている。
にしても、車内に掲示してあるいらすとやのイラストは21点以上の使用で「商用利用」扱いだったのでは? と思うのだが、そこのところどうなのだろうか?

そのほか、小規模な鉄道資料館も同地に併設されているのだが、内容が1970年代のSLブームのころからほとんど内容が変わっていない感じがして「ワンダーJAPAN」な雰囲気を醸し出している。

アクセス

都営地下鉄三田線 蓮根駅より徒歩4分程度

都営地下鉄三田線蓮根駅より徒歩4分程度で到着。

Misskeyでシェア

この記事を書いた人
akatukidesuga

泡沫カメラ同人サークル「ジャンク難あり500円の会」主筆。

1990年生まれのアラサーちゃん、という第二次氷河期世代のあおりをモロに受けた世代でそれを引きずりながら生きている。

2020年11月より仙台市に在住(2022年秋まで)していたが、現在はチバラギに戻って求職活動中。
-------------------------------------------
このサイトはamazonアソシエイトプログラム・楽天アフィリエイト・Googleアドセンス等のプログラムに参加しています。

スポンサーリンク
よろしければシェアお願いします
タイトルとURLをコピーしました