一週間で解雇されて以降、精神的に不安定になる
精神的に不安定になってから、の話
3月中旬の話である。
仙台から戻って半年近くが経過し、自宅にてずっと絵描きでもやっているよりも「何とか外で働いてつながりを保ちたい((そもそも、コネがないことには仕事はない))」と思い、地場系中小企業にパートで雇われた。
せっかく仕事を覚えてさぁ本格的にやるか…という段階で、社長直々に「今までが試用期間だった、明日から来なくていい(今までの金は払う)」ということで特に理由もなく一週間でクビになったのである。
それからというものの、精神的に非常に不安定な日々が一か月以上も続いているのである。
「布団に入ってからというものの2時間以上も寝付けないし、朝は朝でうまく起きられない」という課題を解決させるべく、amazonでYABAE製の光目覚まし時計を購入しても効かず、睡眠改善のためのAppをスマホ(SONY Xperia 1Ⅱ)に導入しても効かない、といった具合に「何をしても効果がない」という悲しい状況に陥っているのである。
また、4月中旬にいろいろあって新潟県糸魚川市とその周辺のエリアに行く機会があった((糸魚川駅で413系・クハ455-701を撮影できたのはそれ))が、ヒスイ海岸で海を眺めながら「今後の漠然とした不安」に襲われ
お金も稼げなくなった以上、そもそも生きていていいんだろうか…
と思考が反芻する状況が糸魚川への「短い」遠出が終わって以降もずっと続いた。
思えば学部卒から10年経過した、という悲しい現実
少なくとも、学部を出て既に10年もの期間が経過してしまった。
リーマンと震災不況で新卒(13卒)時代の働き口は累計250社以上あたっても存在せず、仕方なく非正規で事務屋に行くもそこでもパワハラで潰され鬱になり、その後も収入面で非常に不安定な職に就いたり就けなかったり…といった状態が続いた。
這う這うの体でWeb系の知識を身に着けても、そこにあるのは「経験者採用」の壁があった。
働こうにも企業サイドから門前払いされている以上は、どうあがいても「結局、何をどうすれば働けるんだ?」という状況となり、ますます鬱の病状が悪化するのである。
Twitterあたりで長いこと付き合いのある年下の相互フォロワーが「正社員で働き、結婚して子供を育てている」なんて世間的に「正しいライフステージ」を歩んでいる事例を複数見ていると”頑張ったとしても、そうなれなかった”人間としては悪態くらいはつきたくなるし、街中で同年代の子供を連れている夫婦を見ると
少なくとも、就職段階で「大負け」している以上は、その後の人生での大勝ちなどできん
といった黒い感情が渦巻いてくる。
ここまでくると、人間というものに対して段々と信頼感が薄れつつあり、ついでに「社会から見放されている((そもそも世間的には第二次氷河期世代は救済対象ではない))」感覚が日々強くなっている以上は「社会の一員として働けもしなければ、そもそも生きていてもいいのだろうか」とますます黒い感情がうずまくのである。
果たして、この状況に対して救いなどあるのだろうか…。