Bトレ関連ネタあれこれ
KATOのチビ凸新動力、いいですね
KATOのコアレスモーター搭載のチビ凸新動力(品番:11-109)、まるでTOMIXのM-13モーター搭載かというくらいにスローが非常に効く上に「Nのフル編成も牽引できるのでは?」というくらいに牽引力が強いので、Bトレの機関車のボディ側ブロックに「現物合わせでポン付け(そこまで難しいわけではない)」の要領で次々と仕込んでいる。
Bトレサイズとはいえ曲がりなりにも機関車である。
「フルサイズの」Nゲージ10両くらいは牽引できるパワーは欲しいので、ここから更にボディ側ブロックにタミヤのミニ四駆用ウェイトを3g~3.5gほどゴム系接着剤で接着して牽引力の増加を図る。
また、動力ユニットの接点部分にRCカーやエアガンに強い店なんかで売られているタミヤのRC用接点グリスをざっくりと塗布して逆順に組みなおす。
逆順に動力ユニットを組みなおしている際、ふと
接点グリス、電動ガンのスイッチ保護でもSBDと併用して使えるんだろうか
なんてことも考えてしまったのであるが……さてどうなんでしょ。
既存車両のバンダイ動力のお手入れと補重
Bトレ末期に出たディーゼル機関車に搭載している今やプレミア品扱いのバンダイ純正動力も、少し整備をすればKATOの動力に負けないくらいには走る……のであるが、KATO動力に比べるとあまり評価されなかった節がある。
こちらはKATOのチビ凸新動力よりも接点グリスが重要になってくる。
まずは通常分解した後、接点部に接点グリスをしっかりと塗布した上で逆順で組みなおす……だけではBトレ動力の実力は発揮されないし、貸しレイアウトで走らせても空転してうまく走らないのが落ちである。
そこで戦時型貨物機かSuper GTの競技車両並みに、とはいかないがBトレの限られたスペースに空転防止のためにタミヤのウェイトをがっつりと仕込む。DE10のようなキャブスペースが限られている機体は1.5gウェイトを2つ合わせて3g、それ以外の車両はウェイトを2つ合わせて3.5gほど補重を行うことでNゲージ方面のマニアに不評のTOMIX N-1001-CL常備の貸しレイアウトでも「しっかりと走る」動力((KATOのパワーユニットでの動作は未チェック))へと変身する。
早速、貸しレイアウトで走らせる
長町南でテスト!!
早速、南北線長町南駅近くのショッピングモール内にあるポポンデッタで試運転。
運転中、2時間前に渡されたA4サイズのサテライトの封筒((2202ではXEBECの封筒だったが、2205で制作会社が変わった))の代わりにKATOの車両ケースを取り出して
5年の間にヤーブ・スケルジに妻と子がいたんか……そして芹澤の独白……。
なんてことを脳内で反芻しながら((BGMは「新・コスモタイガー」で……というよりもサントラまだですか?))Bトレを運転していると、今までBトレ動力(というよりもバンダイ動力)に抱いていたイメージががっつりと変わるレベルでスローが効き、そこまでスピードを出さなくとも滑らかに走ったのに驚いてしまった。
実際にポポンデッタで1時間ほど走らせた限りでは、タミヤの接点グリスは所詮「オカルトケミカル((ピュアオーディオ関連ではよくあるような代物))」の類ではなかったし、Bトレ(や小型車両)に対する車体の補重は空転防止にはかなり重要だと分かった次第である。
とはいえ、今回はBトレでも機関車関連の話なので、電車あたりは動力とは「また別の要素」が絡んでくるのでまた今度あたりテストしたいところである。
それはそうとしてますこっとれいん
元Bトレの担当者が企画しているますこっとれいんに関しては、ひとまず飯田線関連で第3弾まで占められている予定、ということ以上に少なくとも「NゲージにしてこそBトレである」という身としては吊り掛けに限らず台車枠が嵌められる専用動力ユニット((ねこまたブランドでバンダイ動力定価より少し高くなる程度でもいいので))があれば飛びつくんだけどなぁ……と思う次第である。