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HGUC ジム改(トリントン基地配備タイプ)をさっくり作る

HGUC ジム改(トリントン基地配備タイプ)をさっくり作る
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HGUCのジム改を作る

巣ごもり需要でガンプラ全滅

仙台駅東口ヨドバシカメラのガンプラ売り場は、巣ごもり需要もあり「ガンプラが入荷したと思いきや、すぐに消える」という状態になっている。

そんな1月下旬、イラストの作画資料目的でコトブキヤの新製品である創彩少女を買おうと向かうも、オプションパーツの椅子以外は全滅した光景を目に

悔しいから、何かプラモを買って帰ろう……。

と思った際に目についたのが、ガンプラ売り場に大量に売れ残っていたHGUCジム改だった。
プラモを作りたかったということで、汎用性が高そうな30MM用のコーションデカールとタミヤのウェザリングマスターDと同時に購入。

……とはいうものの、薄刃ニッパーとトップコートこそ仙台に持ち込んだとはいえ、それ以外の模型道具自体は実家に置いてしまっているために塗料や道具などを揃えるのにお金が更にかかってしまった。

HGUC ジム改をさっくり作る

ジムⅡのベースとなった「基礎」をさっくりと

最近の設定だと「ジムⅡはジム改のデータをベースにして改修されたもの」らしいが、明らかに後継機であるジムⅡに比べると近代化されている感が強いジム改。

キット自体は00年代半ばに発売されたHGUCパワードジムの金型を一部流用した作りで、劇中のジム改をベースにガンダム開発計画の技術を投入した実証実験機であるパワードジムが生まれたのとは逆の経緯で生まれたキット。

00年代半ばの「可動範囲向上を目的にABS樹脂を多用していた頃のガンプラ」といった構造で、作っているうちに人生で一番プラモを作っていた高校生の頃を思い出して非常に懐かしくなる……のだが、いくらディスプレイするだけとはいえ経年劣化が心配というか。
(一部再販HGUCではKPS樹脂になっているのもあるが、このキットはABSのままだった)

0080年代前半の連邦軍MS主力装備だった90mmマシンガンを持たせる。
90mmマシンガンも宇宙世紀にしては息の長い兵器で、90mmマシンガン派生のジムライフルが『NT』の時代まで「改良の上で」使われている辺りを見ると「運用面でも優れている装備」なことを感じる。

360mmハイパーバズーカを装備させる。
後年にガンダムMK-Ⅱが運用したのと同タイプのハイパーバズーカ。

アクションも00年代キットとして考えると非常に良好。
成型色が足りない部分を「少し」筆塗り塗装してデカールを貼るだけで、いい感じに仕上がるので、初心者のスキルアップにはおススメできるキットである。

塗装:新水性ホビーカラー、いいかも

基本的にパチ組みであるが、コクピットハッチなどの成型色では安っぽさが見える部分の塗装にクレオスから出てしばらく経つ新水性ホビーカラーを使ってみた。
塗料の伸びがいつも使っていたタミヤ水性アクリルに比べると筆塗りでも良好で、乾きもラッカーのMr.カラー並みとまではいかないが相当早いので「昔の水性ホビーカラーのイメージとは違う」と思った次第である。

デカール貼りと塗装後に一度、半光沢トップコートを噴いてからウェザリングマスターDでバーニア部分や銃口部分を適度にウェザリングしてから再度トップコートを噴いて完成とした。

この記事を書いた人
akatukidesuga

泡沫カメラ同人サークル「ジャンク難あり500円の会」主筆。

1990年生まれのアラサーちゃん、という第二次氷河期世代のあおりをモロに受けた世代でそれを引きずりながら生きている。

2020年11月より仙台市に在住(2022年秋まで)していたが、現在はチバラギに戻って求職活動中。
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