いろいろあってデッサン人形が必要になる
絵を描き始めると必要になるデッサン人形
緊急事態宣言以降、ご無沙汰だったイラスト趣味を再開させている。
最初は手持ちのiPadとApple Pencilから始め、その後はPCでもイラストを描けるようにと激安板タブ(WACOM CTL-672)を導入したりと順調にイラストを描く環境「だけは」整ってきた。
しかしながら、絵を描く環境は整っても、肝心のイラストの腕がちっとも上がらないのである。
そこで、遊べるデッサン人形としてfigmaに注目するのである。
Twitterで調べた限り、デッサン人形に一番向いているfigmaはFateのクー・フーリン、という話もあるらしいのだが、今回自分が求めていた「(特定のキャラ色が薄い)遊べるデッサン人形」としては少し適さない。
そんな時、メーカーから「イラストの作画資料にどうぞ」なんてお触れ込みのに特定のキャラ色がないFigmaのシリーズが最近出たという話なので、試しに買ってみることにした。
【宣伝】イラスト置き場はここ

少なくとも、見せないよりは晒したほうが上達にはつながるかも。
figma ブレザーボディ(エミリ)を見る
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オーソドックスな10年代JKスタイル。
それにしても、笑っているのか「何か裏で考えている」のかよくわからない笑顔である。
付属品

表情付きハンドパーツとスクールカバン、座った時に部品を差し替える用のスカートが付属する。
差し替えで特定の動きを再現するのは、昔のエンドレスワルツのHGみたいな感じで妙な懐かしさすら感じる。
大きさを比べる
近くにあったHG AGE-1フルグランサとTOMIX DE10(旧製品)と大きさを比べてみる。
思っていた以上に、figmaのサイズが1/144のMSに比べると「少しだけ」大きいことが分かる。
とりあえず遊ぶ
リトルアーモリーのRPG-7を持たせる

とりあえず、figmaを買ったからには市販の1/12スケールの商品と組み合わせて遊んでみたくなる。
そういうことで、近所のホビーショップでリトルアーモリーのRPG-7を購入し、さくっと組んでみることにした。

RPG-7の光学照準器を覗いてターゲットを狙う。
上田信氏の名著『コンバットバイブル2(旧版)』によると、RPG-7の光学照準器を使った照準合わせは横風や移動目標などの計算修正が面倒なので、大半の兵士は300mまでの距離ならば光学照準器ではなくアイアンサイトで狙うのが最良の手段、とのことである。
それはそうとして、旧ソ連時代の戦車や銃などに使われた光学照準器はどこの国営企業(LOMOやKMZなど)が作っていたのだろうか、と思いをはせてしまうのは何故か。
(その合間に大衆向けのZorkiやFEDなどのカメラやレンズを作っているとしても)
絵描きにはマストバイか?

今回買ったfigma ブレザーボディ(エミリ)は、基本的なアクションができるので、手癖で書いているような画一的なポーズ「以外」を描く上では非常に役立つ。
(最も、今の絵描き技術では「RPG-7を構える」絵は描けなかったが)
また、各社から1/12スケールで出ている様々な小物と組み合わせるとイメージがつかみやすいのが更にいいので、絵を描く人は是非とも買うべきだと思った次第である。