サイトに「LINEで内容を共有する」ボタンを貼ろう
LINEソーシャルプラグインを使ってみよう
先日、人との雑談の中で「サイトの内容をLINEで共有するにはどうすればいいのか」なんて話があった。
少なくとも、LINEに関しては「個人サイトの集客に使えるか? 」といったらかなり疑問であるが、サイトの内容をLINEで簡単に共有するにはどうするか、なんてことを少し調べてみるとかなり簡単にできることがわかった。
LINEソーシャルプラグイン(公式)
LINEでサイトの内容を簡単に共有できるようにするには、まずLINEソーシャルプラグインのサイトに行って規約に同意した上で、サイトのURLをコピペすると自動的にHTMLタグが生成される。
WP(ブロックエディタ)の場合は、記事作成時に「カスタムHTML」ブロックを生成した後でソーシャルプラグインからそのままタグをコピペすれば……
(参考までにTOPページの内容をLINEで共有するように設定)
こんな感じで「LINEで共有するボタン」を貼り付けることが出来る。
サイトの内容をLINEで共有したい、なんてニーズに対して簡単に応えることができる。
……とはいえ、LINE環境って今も使われているの?
2021年におけるLINEの立ち位置が見えない
実のところ、2021年におけるLINEの立ち位置というのがよくわからないのである。
法人利用におけるLINE for Business(旧LINE@)の導入事例こそ読んでいて参考になるのであるが、いかんせん「2021年になって日常利用でLINEを使うか?」と言われたら微妙なラインである。
(参考)LINE for Business導入事例集
少なくとも、自分を含め多くのユーザーが個人間の連絡ツールをSlackやDiscord、場合によってはTelegramに移行している以上はよほどのことがない限りは「LINE環境を2021年現在も維持している方がむしろ珍しい」部類のように思えて仕方ないのである。
(多分、Covid-19ショック以降は地方のマイルドヤンキー層ですら対面でのやりとりが難しい以上はSlack環境は最低限構築しているだろうし)
そのため、よく東洋経済辺りに掲載されている婚活関連の記事で「LINEを使いましょう、LINEは連絡ツールのみならず”コミュニケーションツール”としての側面があります」なんて書かれていても、いかんせん「2021年、LINEをコミュニケーションツールとして使うユーザーはむしろ希少種ではないか?」なんてことを感じるのである。
個人サイトにおける効果のほどはどれほどか
LINEに関しては正直なところ、様々な要因(ファイル共有に非常に難あり、複数端末で使えないなど)を踏まえると「2021年においては個人間のやりとりにおいて”メイン”で使う連絡ツールか?」と言われたら「NO」というしかないように思えて仕方ないのである。
ついでに言うと、LINEでサイトのコンテンツを共有されたとしても「各種の拡散効果やSEO的にはかなり微々たるもの」な以上は、個人サイトレベルでは「単なるトマソン」でしかないのである。
……それを考えると「LINEで共有」ボタンは、お店のサイトに貼るならばともかく、個人サイトに貼るには正直なところ様々な面で「どうなのか」と考えてしまうのである。
サイトに「LINEで共有するボタン」を貼る方法を書いた割にオチはソレかい。