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Ryzen5 3600+GeForceGTX1660Super搭載の初自作PCを作ろう!

Ryzen5 3600+GeForceGTX1660Super搭載の初自作PCを作ろう!
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当初は旧デスクトップのマザボ一式交換、のはずだった

パーツ換装込みでもPCは6年も使っていればガタが出る

かれこれ2014年にBTOのデスクトップPCを購入し、途中SSDなどの換装やグラフィックボード装着、電源交換を経てマザーボード以外は当初の原型をとどめないレベルにまでなっていた。

しかしながら、元のマザーボード自体の老朽化が深刻なためにSSDを搭載しているにもかかわらずWindowsの起動がHDD時代のように重くなったりすることから、一人暮らし開始を機にマザーボード一式を換装しての旧デスクトップPCのさらなる延命を図ることとした。

だがしかし、この「旧デスクトップのマザーボード一式交換しての体質改善」プランが、曲がり曲がって初自作PCとなるとは思いもしなかったのである。

そんなこんなで秋葉原へと

一人暮らし開始も近い11月初旬、デスクトップPC延命用の各種資材を買いに秋葉原へと向かう。

秋葉原のパソコン工房にて、店員に勧められてほいほいと

  • Ryzen5 3600(CPUは予算を「それなりに」割きたかった)
  • 店員に勧められたDDR4メモリ(8GB×2)
  • 舞黒透 MK-01W(MicroATX規格のPCケース)

といった具合に旧デスクトップPCの延命と整備性向上のための各種パーツをそろえていった。

なお当初は「グラフィックボードを少しいいものにすれば動画エンコードなどの作業も楽になる」と思ってGeForce GTX1650系グラフィックボードを搭載予定だったのであるが、店員曰く「写真・動画編集にはグラフィックボードはあまり恩恵がない」ということで、前デスクトップPCに装着していたGeForce GT710(2GB)を外してしばらくの間HDMI映像出力用として使うことに。

そのほかにもWindows10の起動データを入れるためのWD製のM.2 SSD(250GB)SanDisk製のSATA SSD(480GB)を別店舗で購入し、これに回復ディスクを挿してデータを移行すれば「旧デスクトップPCの寿命は大幅に伸びる」と思っていたのだが、これが大きな間違いとなった。

ひょっとして、コレは自作PCそのものでは?

翌日、旧デスクトップPCから使える部品を取った上で組み立てを開始。

この時取り外した部品は

いずれにしても、緊急事態宣言の関係で仕事がリモートになった関係で買いそろえたもの以外は全部処分(20年現在のPC環境では使い物にならないので)の方向性で固めて組むことに。

紆余曲折の末に、一日かけてPCのガワこそ組み上がったが「ここまで大規模にハードウェアを更新すると最早既存のOSは引き継げない」なんてことに気づいたので、慌てて、某PC屋に駆け込んでWindows10(64bit)のライセンスを部品込みで17,000円で購入。その後は順調にWindows10のダウンロードと各種ソフトの設定を設定を行い、無事にほとんど原形をとどめていないPCの「更新」は完了した。

この時、組み上がってOSが入ったPCをまじまじと見ているうちに「ひょっとして、コレは自作PCそのものでは?」と思ってしまったんである。

作った後に気付いたのかよ、というツッコミは受け付けます。

仕事で必要となりGeForce GTX1660Superを入れる

GeForce GT710ではエンコードもろくにできない以上は

こうして「旧PCの体質改善工事」名目で完成したRyzen5 3600入りの自作PCであったが、仙台へと向かう直前に動画編集のお仕事が立て続けに入ってしまった。

グラフィックボードとしてはまさに「最低限の能力」しかないGeForce GT710(2GB)ではDavinci Resolveのエンコード作業がとにかく時間がかかる上、肝心の作業中に処理落ちしてエンコード自体に失敗してしまうので、さらなる出費としてGeForce GTX1660Super搭載のグラフィックボード(玄人志向製ゲーミングモデル)を購入した。

実際に何本か動画を編集してエンコードしても、PCが処理落ちするどころかエンコード作業の効率が格段に上がったので、動画編集を行う上では「それなりの」グラフィックボードが必要となることを理解したのである。
(なお、Davinciの無料版ではグラフィックボードによるエンコード支援は受けられないが、恩恵はある)

その後、仙台に引っ越した後にドスパラでサイズ製120mmケースファンのKAZE FLEXをフロントファンとして購入し、排熱効率が気持ち少しだけ上がったのである。

やはり新しい自作PCはすごい

旧デスクトップの「延命」とは何だったのか

当初こそ旧デスクトップの体質改善工事だったはずが、もはや旧デスクトップPCの部品は600W電源と内蔵BDドライブだけなんて具合であるが、これは「既存デスクトップPC(体質改善工事施工済み)」なのか「新しいRyzen5 3600入り自作PC」なのか時々訳が分からなくなるのである。

とはいえ、今回のRyzen5 3600とGTX1660Super入りのほぼ自作PCは今後ちょぼちょぼ受ける仕事では非常に役立つ存在なので、PCを組むのに「それなりのお金を払った」分だけしっかりと働きたいところである。

仙台でもある程度のお仕事はもらいたいところだが……。

この記事を書いた人
akatukidesuga

泡沫カメラ同人サークル「ジャンク難あり500円の会」主筆。

1990年生まれのアラサーちゃん、という第二次氷河期世代のあおりをモロに受けた世代でそれを引きずりながら生きている。

2020年11月より仙台市に在住(2022年秋まで)していたが、現在はチバラギに戻って求職活動中。
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