4980円でマルイ旧M92Fミリタリーを買う
5,000円以下で訳アリGBBを買ってしまった
弊サークル新刊『JC No.10』の編集中、次回以降の『JC』のネタに使えそうなレンズでも買おうかと思っていた。
そんな時、ハードオフの中にあるオフハウスのガスブローバック売場に向かった時にマルイのM92Fミリタリー(以下、旧M92F)のGBBがいくつか売られていた。
最初こそ「よくある旧M92Fの中古」と思っていたのであるが、その中の1つの値段が4980円、しかも「撃てます」とプライスタグに表記されているならば話は別である。
当初予定していたレンズではなく、この旧M92Fを「一度は使ってみてから判断しよう」という事で購入することに。
(色々な意味で後にネタとして使えそうだから、というのもあるが)
欠品パーツだらけでも「撃てます」(不具合多数)
……とはいえ、このマルイ旧M92Fは色々な意味で「安さ」故の訳アリ品だったのである。
実際にガスとBB弾を入れて撃ってみると、最初の数発こそ撃てたがその後は給弾不良が発生したり、ごく稀にフルオート状態になったりと訳アリには理由ありなんて状態だった。
実際、Webの情報をもとにバラバラと分解してみると、ブローバックに必要な部品やセーフティ関連の部品が「少し」欠品しており、様々な動作不良の理由が垣間見えるのである。
また、機能上問題はなくともHOPパッキンやピストンカップのような経年劣化が進んでいる部品もあるので、訳アリ部品と同時に交換することに。
交換部品リスト
欠品パーツと経年劣化で交換が必要なパーツは以下の通りである。
(部品番号はマルイ公式説明書pdf準拠・税込)
- 92B-17 リターンSP(275円)
- 92B-7セフティロッド(165円)
- 92B-3 ピストンカップ(330円)
- 92B-22 ホップアップチャンバーパッキン(440円)
ひとまず、まだ現行品でかつ「構造が単純で修理が効く」銃なので「素直にメーカーにパーツを発注する」ことに。
また、給弾不良の一因となっている劣化したガスルートパッキンに関しては、地方都市でも入手しやすいライラクス製のM92F・M9用のガスルートパッキンを購入することにした。
(性能に関しては二の次として)
東京マルイに旧M92FのAssyパーツを注文する
欠品していたり、経年劣化したパーツが分かったので東京マルイに部品を注文する。
とはいえ、部品を注文する前に必ずマルイのアフターサービス部門に在庫の確認をしなければならない上に、いざ注文する際には注文書(自前でWordなりPagesで作ったものを印刷しても可)を同封のうえで現金書留で代金を送ることになり、実に面倒であった。
幸い、旧M92Fに関しては「2020年も終わりを迎えようとしてもなお、未だに売れ続けているモデル」という事もあり、マルイにAssyパーツの在庫があったのでその辺は安心した。
KATOのようにWebでAssyパーツの注文が出来れば、一番いいんだがなぁ……。
少なくとも、広報が各Webメディアに露出しては頻繁に広報活動を行っている一方で、部品発注が旧態依然の現金書留でしかできない点で、マルイのWebに関する「ちぐはぐ」さを覚えるのである。
(こういうところから、マルイは殿様商売と揶揄されるんだろうな)
そんなこんなで
マルイから旧M92Fの部品が届くまで、ひたすら待つしかないのである。
ただ言えることとしては、一週間くらいでマルイから本当に部品が届くのかである。
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