ハードスキルとソフトスキルという概念
先日、昔から懇意にしてもらっている知人経由で、ある人と新宿で会う機会があった。
そこでは今後の就職等に役立ちそうな事を色々と言われたが、中でも「君は『ハードスキル』こそ人よりはあると思うけど、『ソフトスキル』が足りないのでは?」ということを言われたのである。
そもそもハードスキルとソフトスキルって何よ?
初対面の人にいきなり「ハードスキル」と「ソフトスキル」と言われて、最初は少し困惑したのであるが、後日知人から「ハードスキルというのは〇〇(いろんな技能)ができる、という事で、それだけでも仕事はできるけれども、それ以上にソフトスキルは『毎朝起きて身支度できるか』『人間関係の構築』などといった業務外の見えないスキルの事」と説明された。
Web上で軽く検索すると、元々は「ハードスキルとソフトスキル」という用語はエンジニア業界で言われていたが、最近では発達障害支援の現場でも使われるようになった。
それ以外に、エンジニアやマネージャーの間では「知っているスキル」と「使えるスキル」という物を区別するために「メタスキル」という概念も生まれているそうだ。
果たして、どのソフトスキルが足りていないんだろうか?
ここで、ハードスキルとソフトスキルについてを振り返ってみよう。
確かに、ハードスキルとしては「色々できる」とは自信を持って言えないまでも、例えばPhotoShopは一応「触れる」し、WordPressも「導入と各種プラグインを入れるくらいなら何となく分かる(最もPHPはわからないし、オリジナルテーマなんて作れそうにもないが)」、ある仕事をきっかけに触りはじめたMacOSも「主要なコマンド関係はちょっとは使えるようになった」……といった感じで、この1年近くで技術的にあやふやながらもいろいろな技術に関しては「やろうと思えばできる」位にはなった。
だがしかし、俺の持っているソフトスキルについて考えてみると「仕事をしたら2時間くらいですぐに疲れて果ててしまう(鬱になってから)」「前日のストレスが当日の体調に出る」などという具合に、長い無職期間の間でどんどんおかしくなっている部分があるのは否めない。
ソフトスキルはどう改善する?
「ソフトスキルを改善する場所」というのは、どこかしら必要だとは思っている。
……とは言え、それがどこにあるのかというのは具体的に見つからない(発達障害者であれば、就労支援あたりの訓練というのもあるのだろうが)ので、どうするかが今後の課題である。
まとめ
- スキルには、ハードスキル(技術的なもの)とソフトスキル(業務外のスキル)に分けられる。
- 俺はハードスキルは人並みにできている(?)部分はあるが、ソフトスキルの面では疑問が残る
- ソフトスキルを改善できる場所は(現状)見つからない?
いろいろな面で怪しいハードスキル以上に、「仕事をしても2時間くらいで疲れる」などの現状お粗末なソフトスキルをどこで改善するかが今後の課題となってくるが……さて、どうする?