待望のHGCE ダガーLを探して
ダガーLの在庫、どこにもない……
4月初めにHGCEのダガーLが満を持して発売された。
しかしながら、ガンプラの新入荷在庫があるとすぐ捌けるのが常となっている今日この頃、ましてや新製品となるとコアガンダム系をはじめとして未だに店頭で見た時のないモノのほうが多くなっている。
当然ながら、HGCEのダガーLもそのひとつであった……。
偶然にしてダガーLを購入
そんな4月中旬のある日(というかこの記事を書いた日)のこと。
仙台のソフマップで「そろそろRGでも試しに作るか」と軽い気持ちでRG量産型ザクⅡを手に取ってレジに向かった時、今まさに売り場に並ぼうとしているHGCEダガーLの山が。
すみません、後ろに並んでいるHGCEのダガーLって……買えますか?
と店員に聞いたところ「買える」とのことだったので、RGザクⅡのついでに買った次第である。
4月分の運を使い果たしたんだろうか?
それにしても、である。
こんなに早いうちに全国的に入手困難なHGCEのダガーLが買えてしまったこと考えると「4月分の運を使い果たした」んだろうか?と感じてしまうのは何故だろうか。
(少なくとも、その反動で体調が悪くなりそうな気がしなくもないというか)
キットの中身
ダガーL、かなり「動く」ぞ!
地球連合軍量産型MSとしてはウィンダムに続いて2つ目のHGCEダガーL。
HGCEダガーLは、関節の一部パーツがHGCEストライク(元を更にたどればビルドストライク)の流用なこと以外はほぼ新規パーツで構成されている。
それはそうとして、このダガーLは可動がすごいのである。
胴体部分の構造が凝っているのか、腰が「前後にしっかり動く」上に、その動きが何とも自然なので様々なポーズが付けられるのが何とも素晴らしいのである。
その分、腰パーツの組み立てが少しコツがいるので注意して組もう。
それだけではなく、色分けが「ほとんど」成型色できっちり再現されてシールは不要、組み立て時間も短く済むので数を揃えるにはもってこいなので、個人的に初心者にガンプラを勧めるならばこのHGCEダガーLを勧めたくなるくらいには作っていていい感じだった。
ダガーLにポーズをとらせてみる
ビームカービンを撃つダガーL。
ダガーLといえばこの武装である。
ビームサーベルを構えるダガーL。
ダガーL、少なくともビームサーベルを構えるシーンというのは印象にないような気がする。
HGCEダガーL、コレは傑作?
組みやすい上にアクション性も高いぞ!
さて、アラサーちゃん世代待望の商品となったHGCEダガーL。
シール要らずでスミ入れするだけで抜群の仕上がりになる上に、可動域も広いという「作ってよし、遊んでよし」といった傑作キットである。
たくさん組んでMS部隊を再現するもよし、別売りのガンダムデカールを使って「MS部隊に配備されている」リアリティを高めたりするのもいいかもしれない。