S&W M&P9Vカスタムの出モノを見つける
帰省時にまさかの発見
先日チバラギにある実家へと帰省していた際、今回の帰省において一番重要だった用事を済ませた帰りに、あるホビー系に強いリサイクルショップに立ち寄った。
当初こそチバラギ土産として「何かしらのボディかレンズでも買って帰るか?」と思っていたのであるが……そんな折にエアガンコーナーのショーケースを見ると、東京サバゲパークの初速チェックシールが貼られたマルイ製のS&W M&P9Vカスタムが税込で6,480円(予備マガジン付き)とそれなりに格安な値段で売られていた。
以前、テキトー修理の模様をネタにしたマルイ製のM92Fミリタリーはまだ部品の入荷待ちで完成できていない上に「サバゲで使える比較的発売が新しいハンドガンが欲しかった」ということもあったので勢いで購入することに。
簡易整備
サバゲで使われていた経歴があるエアガンという事で、実家から自宅に戻ってすぐに整備にかかった。
外観こそサバゲで使われた形跡こそあれど「あまり使われなかった」のか、空撃ちフォロアーを嵌めて試し撃ちすると慣らし不足によるスライドの閉鎖不良が発生していた。
そこで、ブリーチ部分の段差をほんの少しダイヤモンドヤスリで削り、シリコンスプレーを摺動部に噴いた上でまた撃ってみると……快調に撃てるようになったのである。
また、消耗品であるパッキンに関しては念のために純正パッキンからPDI製VSR用Wホールドパッキンに換装して様子を見ることにしたのであるが、実射性能をまだ試せていないので評価は保留。

Assyとして「安かった」という理由で買ったが、結果はどうなるんだろうか?
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外観編

実銃に存在するS&W M&P9 VTACをモチーフにしたバリエーションモデル。
Youtubeにて「M&P9 VTAC」の検索ワードで実銃の実射動画を検索するとVカスタムとは異なり、マガジンキャッチがタンカラーでサムセーフティがないモデルだったりするので、元ネタであるところのVTAC仕様にするにはそれなりに改修が必要そうである。
また、ユーザーの手の大きさに合わせたS・M・Lの大きさのグリップが付属しており(標準でMサイズのグリップが装着されている)、今回はサバゲで愛用しているメカニクス製のグローブに合わせる形でSサイズを取り付けた。
VTAC仕様にするには欠かせない社外製サイトはコレ

コッキングインジケーターは薄い真鍮パーツで再現されている。
バレルアッセンブリーを分解する際には少し扱いに困る真鍮パーツであるが、こんな感じで9mmパラ弾が装填されている雰囲気が楽しめる。
かんたんな感想

S&W M&P9Vカスタムは箱出しでそのまま使えるマルイ製品には珍しく作動面にところどころ「詰めの甘い」部分こそあれど、少しの加工さえできれば作動は非常に良好になるので、ほんのひと手間を惜しまないユーザーにはおススメできるかもしれない。

多分、新しいロットでは改良が加えられているのかもしれないが……。
とはいえ、実際にサバゲなどで使ってみなければわからない部分もあるので、近いうちにサバゲに持ち込みたいところであるが……今週末の天気は悪くなるかもしれないのが悲しいところ。