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消滅寸前! DE10牽引の越中島貨物を撮影する in 20年6月

消滅寸前! DE10牽引の越中島貨物を撮影する in 20年6月
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南砂町でDE10牽引の越中島貨物を撮影しよう

関東でキハE195系の乗務員訓練が始まった……

JR東日本各地区の工臨に投入される予定のキハE195系が、関東エリアで乗務員訓練を行っている。

そんな状況にも拘わらず、最近はCOVID-19関連でなかなか地元以外から離れられなかったが、いろいろあって平日休みを貰えたので越中島貨物の撮影へと「こっそり(このご時世なので)」行くことにした。

ふと、撮影地に目星をつけてたことを思い出す

以前、ストリートビューで越中島貨物沿線の撮影地に目星をつけたことがあった。
ひとつは沿線にある越中島支線が間近に見られる小さな公園、もうひとつはヤマダ電機のアウトレット館から一歩ずれた都営住宅の近くにある小さな踏切である。

いずれにしてもDE10が主役の編成写真が撮れそうだ、といった感じで撮影地候補に入れていた……のであるが、なかなか行く機会に恵まれなかった。

いざ当日

以前目星をつけた撮影地に行こう

そんなこんなで撮影当日。
都営岩本町から西大島駅まで都営新宿線に乗り、そこから門前仲町駅行きの都バスに乗り換えて、ヤマダ電機のアウトレット館のあるあたりで下車。

まず最初に越中島支線が間近に見られる公園に行ってみたのであるが、フェンスがそこそこ高いので「航空祭でマニアが使うような脚立がないと無理だな」と判断し、次に目星をつけていた都営住宅の近くにある小さな踏切へと向かった。

それにしても……(ふと思う)

それにしても、6月半ばの暑さに加え、COVID-19対策の布マスクをしているので例年以上に「暑さ」を感じたのである。
いくら未知の病気に対する感染防止とはいえ、3月後半以降の「マスクをするのは、パンツの下にズボンを履くのと同じ”常識”」というドレスコードが受容されている状況は半ばモヤモヤするが、実際「今やそうしなければコンビニやスーパーにすら入れない」ドレスコードならばそれに沿うしかないのである。

(さて、文化人類学的な「マスクと日本人」という論文は半年後辺りにCiNii辺りでしこたま出てくるんだろうか?)

(前座も二つ目もなしに)真打登場

越中島貨物がやって来た

暑さの中で「COVID-19ショックにおける、日本人のマスク観の変化」について考えながら、近くの自販機で買ったハーフサイズのコカコーラエナジーをぐびぐびと飲みながら、来るのか来ないのか分からない越中島貨物を待っていた。

そんな時、小名木川(信)方面から突如として係員が走ってきたのである。
それからすぐ、走ってきた係員がヤマダ電機に隣接する踏切小屋に入って踏切を鳴らす。
「なるほどこれが有人踏切か」と係員の動きに感心していると、小名木川(信)方面からエンジン音を響かせて真打が登場したのである。

Camera: SONY α7Ⅱ Lens: Canon NewFD135mm F2.8

DE10 1751(高)の牽引する越中島貨物が、高層マンション群の中を走る。
少なくとも、このDE10がチキを引っ張っている光景があと1年後には確実に姿を消していることを考えると、この場所で撮影できてよかったと思える一枚となった。

撮影終了後

撮影終了後、撮影地から西大島駅までまた都バスに乗って戻るのも何なので、Googleマップ頼りに「一番近い」東西線の南砂町駅まで酷暑の中ひたすら歩いた。
「DE10が越中島支線を走っているうちに、今度は風景メインで撮影したい」と思いながら、いつもよりも「かなり空いている」東西線に揺られながら思った次第である。

この記事を書いた人
akatukidesuga

泡沫カメラ同人サークル「ジャンク難あり500円の会」主筆。

1990年生まれのアラサーちゃん、という第二次氷河期世代のあおりをモロに受けた世代でそれを引きずりながら生きている。

2020年11月より仙台市に在住(2022年秋まで)していたが、現在はチバラギに戻って求職活動中。
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