インドアフィールド向けのサバゲウェポンを考えよう!
インドアでサバゲがやりたいっ!
ここ最近、インドアフィールドでサバゲをやりたい欲に駆られている。
この時期だとアウトドアのフィールドで撃ち合いする気になれないから、というのもあるが、それ以上に都内に出かけて買い物ついでにサバゲがやりたい、というのが理由である。

……とはいえ、メインウェポンの次世代SOPMOD M4をガンケースに入れて持っていくには「買い物のついでに持っていくには、結構ハード」ということ以外にも、気が引ける理由があるのだ。
インドアフィールドでの初速制限と取り回しを考えよう
インドアフィールドの場合、初速制限がカギとなってくる。
都内各所にあるインドアフィールドのASOBIBAの場合、フリー参加の場合は弾速は90m/s(0.81J)以下、近場で撃ち合う事を考えると85m/s程度を推奨する、というルールがある。

また、インドアフィールドにおける取り回しという観点からすれば、14.5インチバレルのSOPMOD M4はインドアでは長い上に、元々がメタルフレームで重いので、取り回しという面では非常につらいものがあるのである。
それ以外にも「ユニクロで売っているような、少し大きめのリュックサックに入る」「その日の天気や気候に左右されない(ガスブローバックはこの時点で怪しい)」というのも、インドア用ウェポンの候補を考える上での条件となってくる……という中、トータルの予算2万円以下で買うインドアウェポン候補を考えてみた。
インドア用ウェポンの候補を考える
候補1:S&T UMP45(電動ガン)
インドア用ウェポンの候補として有力なのが、S&TのUMP45である。
ドルフロで高レベルにするくらい運用している、という理由……ではなく、一般的なVer.3メカボックス、それもスプリング交換が容易なQD方式を採用しているので、メカボックスを分解せずともスプリング交換だけで、簡単にインドア仕様にすることが可能というのが気になる理由。
それ以外にも、HOPパッキンがSTD電動ガン規格なので、手持ちの宮川ゴム(長掛けダブルホールド50)の残りも使えるし、サバゲーマーが「いくら何でもこの大きさで7.62mmNATO弾は撃てないだろ」という具合に嫌う(割には何故か今でもカタログに残っている)マルイのG3SASとインナーバレルの長さが同じという汎用性もあって、カスタムの幅は広い。
候補2:東京マルイ Vz61(電動ガン)
味気ない黒いグリップと、ドットサイトなどの光学機器が運用しづらい(Vz61が開発された年代考えると当たり前であるが)こと以外は、結構気になるモデル。
電動ガンのVz61は電動コンパクトマシンガンの中でも分解も容易なので、箱出しの状態にPDIのWホールドパッキンを組み込めば、ある程度は足でカバーする感じでヒットは稼げそうである。
なお、電動コンパクトマシンガンは、Li-Poバッテリーでの運用が前提になってくるので、Li-Po関連を新規で揃えるのに費用がかかりそうなのが難点。
冬以外だと、こんな選択肢もある(カービンキットあれこれ)
冬以外にインドア戦をする場合、手持ちのグロック18CのGBBにカービンキットを組み込んで運用するのもありだが、こちらに関しては、冬用の「中身」として、電動ハンドガンのグロック18Cを新規に買わなくてはいけないので、結果的に高くなってしまうのが辛いところである。
なお、デザインが少しアレ(実銃のそれとは少しだけ似ていない)が、グロックのGBBを組み込んだ際の作動が良好なカービンキットもあるようで、これも少し気になる。
なお、実銃業界でグロック用として流行っているFLUXストックも気になるが……現状ではカービンキットよりも高くついてしまう上に、マルイのグロック系GBBには加工が必要(ウマレックス・VFCだと無加工で取り付け可能だが、金属スライドなのがツラい)なのが難点。
番外編:予算が許せば買いたいが……(VFC製 MP7A1の電動ガン)
予算が許せば、VFCの「実銃と同じサイズ」のMP7A1の電動ガンを買ってみたい……ところであるが、こちらに関しては大きさはともかく、初速が次世代電動ガン並みなのがネックで本末転倒というか。
何だかんだで、結果的に……。
何だかんだで、価格やパーツの汎用性などの面からS&Tの電動UMP45に傾きつつあるのが実情である。
バレルとHOPパッキンさえ国産品に交換すれば、軽い上にゲームでの取り回しにも優れ、ストックを畳めばリュックの中に余裕で入る、という意味では実のところいいのではないか? と思ってしまう。
最も、中田商店で買った人民解放軍払い下げの56式チェストリグにマガジンが仕舞えないという欠点はあるが、そこのところは41PXで『おすみリグ』をP90・UMP用マガジン対応ポーチと共に買えばいいだけの話で。