今回は池袋駅東口付近にある藤久ビル東5号館(アニメ東京ステーション)のカットモデル群を。
(2026年1月後半 訪問)
藤久ビル東5号館の保存車
池袋駅東口付近にある藤久ビル東5号館(2023年よりアニメ東京ステーションが入居)には、2010年代半ばまで関東エリアの大手私鉄各社で活躍した通勤車両のカットモデル群が展示されている。
京急800形 812-6

京急800形 812-6。
1979年に川崎重工業にて製造後、2010年代半ばまで運用されていた車両。
運転台には商売繁盛と京急800形の愛称にちなんでダルマが置かれており、今回訪問時には『エアポート急行 新逗子』の方向幕を表示していた。
なお、京急800形は2019年の引退から数年ほどは引退済の京急2000形とともに保存前提で京急久里浜工場に放置されていたそうだが、2025年9月に久里浜工場構内で解体されたらしく「往年の姿」を残すのは藤久ビルに展示している車両のみ…なのだろうか。
西武 新2000系 クハ2098

西武 新2000系 クハ2098。
1992年に所沢車両工場(1999年廃止、現在は跡地が商業施設 エミテラス所沢となった)で製造され、西武池袋線で活躍したのちに廃車となった。
同車はGTO制御のVVVF試作車だったことが運用上の仇となったことで廃車も早かった…のであるが、まさかそれから10年近く経過した後で「サステナ車両」と称して小田急や東急から中古のVVVF車を購入しているのだから妙な話である。
訪問時は『各停 清瀬』の方向幕を掲示し、運転台部に商売繁盛の招き猫が置かれていた。
東急デハ7702

東急デハ7702。
1960年代に製造されたオールステンレス車の東急7000系の車体を利用し、新しい台車とVVVF機器を搭載の上で2010年代半ばまで目黒線・多摩川線で運用された車両であるが、今なお一部は養老鉄道に譲渡の上で現役なのだから驚きである。方向幕は『蒲田』を掲示しているが、東急7700系は晩年はLED幕だったので…他の車両とは異なりはめ込みかもしれない。
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アクセス
各線 池袋駅(東口)から徒歩6分ほどで到着。
ここから更に進むと「池ビバ」ことASOBIBA池袋店もあるので、行く途中にある「電車の顔のあるビル」でおなじみのサバゲーマーもいるかもしれない。
おまけ

2023年代より同ビルの丸善が入居していた一角を利用してアニメ東京ステーションなる施設が運営されているが、地下にある「アニメはこうして作られる(『鉄腕アトム(2003年版)』を例に)」といったような展示に『東京現像所(2023年事業終了)寄贈』というネガの編集机や35mmネガのカッティング装置(スプライサー)といったかつてのポスプロ(編集)工程で使われた道具が展示されていた。

『鉄腕アトム(2003年版)』って制作当時としてもレトロフューチャーだったんだ…

