保存車めぐり

【保存車めぐり】都電おもいで広場 都電5501号車・7504号車【その36】

【保存車めぐり】都電おもいで広場 都電5501号車・7504号車【その36】
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今回は都電荒川車庫前停留所に隣接する都電おもいで広場内の保存車を。
(2025年8月末訪問)

都電おもいで広場の保存車

都電5501号車

都電おもいで広場に展示されている都電5501号車。
アメリカ式の技術を取り入れたPCCカーとしてライセンスを購入の上で開発され、1954年にナニワ工機(のちのアルナ工機)にて製造された都電5501号車は、1954年の登場当時こそ「無騒音電車」と称して防振性と騒音防止に力を入れて弾性ゴムを多用したり全金属車体を採用したりと(当時の日本では)かなり先進的な設計だったが、実際の運用は日米の車両の取扱方法の違い以上に「試作要素が強かった」ために散々だったのか、車体の大きさ等もあって都電の路線網廃止の中で真っ先に廃車となった。

廃車後は上野動物園に展示されていた…らしいが、1990年代より荒川車庫内での保存前提の放置を経て、現在は都電おもいで広場に展示されている。
車内はギャラリーとして使われているが、荒川車庫構内に隣接しているのか都電荒川車庫職員の「冷房付きの詰所」としても活用されていたのか、職員数名の喋り声が車内から聞こえた。

暁

酷暑の中での冷房は「命を救う」からなぁ…

都電7504号車

都電おもいで広場に展示されている、都電7504号車『学園号』。
2010年代初頭まで冷房化込みの車体更新の上で都電で運用されていた7500形とは異なり、同車は車体更新が行われないまま『学園号』として1990年代後半まで運用されていたが、2000年代初頭に廃車。
その後は荒川車庫構内で放置されていたそうだが、現在は5501号車と共に都電おもいで広場に展示されている。

7504号車の車内は冷房が効いた形で整備されている。
訪問時は相当暑かったので、荒川車庫前停留所の利用者のための冷房の効いた待合室といった状態で「こうでもしなければ暑すぎて死にそう」なくらいだったので助かった…。

荒川車庫構内の保存車

荒川車庫構内には都電おもいで広場の展示車両以外にも、敷地外の道路からも見ることができる保存車の姿もある。
かつては都電7500形ベースの花電車こと花100号車も2018年頃まで保管されていたが、これをしっかり撮影することなくあっさり解体の為に搬出された痛い記憶がよみがえる。

都電6086号車。
荒川車庫構内で開催されるイベント時にはたまに引き出されて公開されているようだが、普段はこういう形で保管されているので「イベント行きたいなぁ…」という感じを受ける。

晩年の赤帯塗装のまま保管されている都電7001号車。
2010年代後半に都電7700形に改造されなかった都電7000形のトップナンバー(厳密には車体更新等の関係で「違う」が)として廃車後も保存されている車両であるが、こうしてみると都電7700形は製造当時の部品は「もはやほとんど何も残っていない」のでは?という感じを受ける。

この記事を書いた人
akatukidesuga

泡沫カメラ同人サークル「ジャンク難あり500円の会」主筆。

1990年生まれのアラサーちゃん、という第二次氷河期世代のあおりをモロに受けた世代でそれを引きずりながら生きている。

2020年11月より仙台市に在住(2022年秋まで)していたが、現在はチバラギに戻って求職活動中。
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