今回はJR京浜東北線 大森駅付近にある、大田区 入新井公園に保存されているC57 66を。
(2026年2月後半訪問)
大田区 入新井西公園 C57 66
C57 66:全体の様子

大田区 入新井西公園に保存されているC57 66。
1938年に川崎車輛で製造され(新製配置は梅小路機関区)、1974年に宮崎機関区で廃車となるまで戦後は九州エリア各地に配置されていた機体。
東海道本線沿いに置かれている同機は、2026年2月現在は毎日12時(平日のみ15時にも動く)に圧縮空気によって汽笛と共にゆっくりと動輪が回る、という半分動態保存のような状態で展示されている。
2023年頃に再塗装と整備が行われたようで、都内にある保存車、しかも屋根なし展示の保存車でここまで綺麗に維持できているのは流石である。

動輪の下にあるローラーと圧縮空気によって動輪がゆっくりと回転する、という仕組み。
丁度、公園の担当者がローラーにモップで油を塗布していたので「丁寧に維持しているなぁ…」という感じを受けた。
C57 66:細部あれこれ

テンダ部を見ると、ライト部がシールドビームになっているなどの「九州のカマ」っぽさを感じる。
右側(東海道線とは反対側)にあるリンゲルマンチャートのステーなど、ところどころ見る人が見れば九州を感じる機体だそうだが…正直九州機にかんしては詳しくないのでそこのところはノーコメントでお願いします…。

キャブ周りは、晩年に検査機関の都合で東北方面から転属した機体ではない「ほぼ九州で過ごした機体」ということで密閉化されていない。
なおナンバープレート下のちょっとやる気のない「昭和13年 川崎車輛」などの表記はお役所仕事感こそあるが、圧縮空気で動くメカを屋根のない環境で維持できているだけ有難いよなぁ、とは感じるので…。

隣接して4代目いすゞエルフ(後期型)ベースで架装されたポンプ車が保存…というよりも半ば放置に近い状態で遊具として置かれている。
近年に塗装され直された形跡はあるのだが、C57 66と異なり撤去も少し時間の問題かもしれない。

東海道本線と京浜東北線を走る後輩を見守っているC57 66。
走る車両は変われど、変わらないものもあるのだろうか…?
アクセス
JR京浜東北線 大森駅 東口から徒歩数分程度で到着
JR大森駅(京浜東北線)東口から蒲田・川崎方面に歩いて数分で到着。
