今回は龍ヶ崎市歴史民俗資料館に展示されている龍崎鉄道(現:関東鉄道竜ケ崎線) 4号機を。
龍ヶ崎市歴史民俗資料館 龍崎鉄道 4号機
全体の様子

龍崎鉄道 4号機。
1925年に川崎造船所にて龍崎鉄道向けに製造され、戦時統合(鹿島参宮鉄道)を経て1965年にディーゼル機関車の導入を機に引退(1971年廃車)。
その後、沖縄県の久米島に観光開発の為に売却されたが、発送前に龍ヶ崎市が『歴史的価値を認めて』買い戻したものであるが…久米島に売却されていたら確実に10年ほどで解体されていた可能性もあるので運命のいたずら、というか。
(なお、同線で走っていた5号機は東武宇都宮線のおもちゃのまち駅前に保存されているようで)
一時期は市内の姫宮第一児童公園に保存されていた(明らかに蒸機1両が置けるホームがあり、2010年代まではホーム上に屋根まであった)が、のちに歴史民俗資料館に移設して今に至る。
煙室扉のハンドルが紛失し、ライトも「もぬけの殻となっている」こと以外は状態は良好。
各部を見る

龍崎鉄道 4号機の後部を見る。
いかにもアルナインのとても簡単なシリーズ(とて簡)のラインナップにありそうな、中小私鉄の古典蒸機そのままの小型蒸機といったスタイル。

製造から100周年、ということで龍ヶ崎線活性化団体による幟が掲示してあった。
とはいえ、住民の導線が「龍ヶ崎にかすりもしない」龍ヶ崎ニュータウン側に寄っていて、市内の流通経済大学の学生も駅からのスクールバスを使う状況で、龍ヶ崎線を使うような状況が見えないので…。
アクセス
関東鉄道 竜ケ崎線『竜ケ崎駅』から徒歩25分程度で到着。
とはいえ、実際には夏の酷暑の中で徒歩で行くには大分厳しい場所かつ山城の跡に作られた資料館ということで、最低でもクロスバイクで行かないと厳しいかもしれない。
(何なら原付クラスで行かないと厳しいところで)
おまけ : 資料館展示のスバル360 デラックス(66年式)
龍ヶ崎市歴史民俗資料館には、1966年に製造されて2005年まで39年間にわたって1オーナーで乗られてきたスバル360デラックスが展示されている。
説明書きによれば『1966年夏の甲子園大会に地元の高校を応援しに行った』という逸話が書かれており、民俗資料館らしい展示なのだろうか…?

資料館エントランス部に展示されているスバル360デラックス。
恐らくは製造時期的に38型であると考えられるが、現在まで残るスバル360は新車時の構成のままの個体は少ない、という話なので中身はだいぶ違うかもしれない。

しかしながら、スバル360から連なるEK31エンジン系統の部品が550cc時代ならいざ知らず、何とスバルの現行車まで延々と使い回されているのは本当だろうか…。
1989年に出た初代レガシィのEJ20エンジンが、2020年(GT300では2025年まで)まで擦られていた事実もあるが、まさかスバル360に端を発する部品が純正でもホンダの初代フィットより「出る」となると驚愕である。

スバル360デラックスのほか、カゴの付いたホンダのモンキー50も地域の民俗資料として展示されている。
Misskey.ioの某バイク部あたりの部員がボアアップキット組み込んでそうなスタイル、というのはある。

インジェクションじゃないから、キック時の掛かりが悪そうな…
