鉄道関連

Keiseiロゴが入った関鉄常総線を取手エリアで撮影する

Keiseiロゴが入った関鉄常総線を取手エリアで撮影する
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取手エリアで「偶然との遭遇」というものもあり

キリン取手工場へと向かう

首都圏向けのキリン一番搾りが生産されているキリン取手工場へと訪問した。
新守谷にあるアサヒビール工場(東日本地区向けのスーパードライを生産)と並んで、首都圏エリアの「乾杯」を1970年から支えるキリン取手工場。

モノがモノだけに工場見学としての要素はやや薄めではあったが、

  • 当初は取手駅から工場までの専用線もあった(1980年代に廃止)
  • 1997年~2002年に工場設備を一新、2007年に煮沸釜を銅製からステンレス製に変更
  • 一番搾りの原料となる「一番搾り汁」は大麦の甘みが濃厚でとろみがある、一方で「二番搾り汁」はあっさり
  • ビールの原料は「大麦・ホップ・酵母」だけ、という「ある種の宣伝文句」
    (小麦やコリアンダーなどが入ったヴァイツェンなどはどうなるんだよ、というのはさておき)

などの要素を知ることができたが、ところどころに挟まれる映像や解説などのすごく自社バイアスがかかった謳い文句ばかりで、ビールマニア向けというよりは「500円で最後に新鮮な産地直送ビールを気軽に味わうためのフレーバー要素」のための工場見学に近い、ので「何だろうか、コレ」といったものを抱いた。

キリン取手工場からの帰り道にて、撮影地を見つける

そんなキリン取手工場からの帰り道。
キリン取手工場からJR取手駅まで「ろっこく(地元住民の呼称)」こと国道6号線沿いにとぼとぼと歩いていると、関鉄常総線の取手から西取手の間にある1970年代後半の複線化の際に掘割を開削したような区間があり、

暁

85mmから135mmクラスの中望遠レンズを構えればいい感じになるのでは?

ということで、α7RⅡに取り付けたYONGNUOの85mm F1.8に付けかえた上でNDフィルターを装着し、4K動画を撮影することに。

動画はこちらから【4K】

「α7RⅡの動画撮影向けに比較的安価なTTartisansのAF75mm F2あたり用意するべきなのだろうか? 」などと考えながら、今度は静止画で撮影することに。

(Camera:SONY α7RⅡ Lens:YONGNUO YN85mm F1.8 DF DSM)

関東鉄道2100形 キハ2105+キハ2106。
ドア戸袋部に京成電鉄と同じ『Keisei Group』ロゴが入っているのが、2024年9月から関東鉄道が京成グループの完全子会社になった上に、2025年に新京成電鉄が吸収合併されて京成松戸線になったことと並んだ「京成グループとしてのイメージチェンジ」というか…。

その後、もっと望遠側でイケないか? ということで予備機のNikon FEにつけていたAi AF Nikkor 80-200mm F2.8EDを取り付けた上で撮影することに。

(Camera:SONY α7RⅡ Lens:Nikon Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm F2.8ED)

関鉄2100形 キハ2103+キハ2104。
見てくれこそまだ新しい…と思っていたが、キハ2100形初期車の製造自体は1993年なので既に30年以上は経過しているので「1990年代の基礎設計がだいたいキハ5000系列に至るまで継承されている点で、かなり優秀なんだろうな」と思ってしまった。

ちなみに関鉄常総線の車両、厳密には新潟トランシス(新潟鐵工所)系のNDCではなく「一般車両」だそうで、そういう点で関東鉄道の「本来であれば輸送量的にはちょっとした電化私鉄クラスだが、柿岡にある地磁気研究所がある以上は”技術的に”難しい」特殊性があるからこそ、こういう通勤型DCが今なお生まれる土壌となっているのだろうか?

その後の話

(Camera:SONY α7RⅡ Lens:YONGNUO YN85mm F1.8 DF DSM)

その後、取手駅から関鉄常総線に乗り込み守谷駅経由で帰宅したのであるが、

暁

復刻塗装のキハ2401があるじゃないか…。

ということで、守谷駅で下車後に、隣のホームに停車していた復刻塗装のキハ2401を撮影。
関鉄2100形スタイルの近代的な車両にも、1960年代風のオレンジとクリームの塗装は「各部のバランスをしっかり調整すれば合うのか…」と驚いてしまったのと同時に「模型、欲しいなぁ…」と安直な気持ちになってしまった。


この記事を書いた人
akatukidesuga

泡沫カメラ同人サークル「ジャンク難あり500円の会」主筆。

1990年生まれのアラサーちゃん、という第二次氷河期世代のあおりをモロに受けた世代でそれを引きずりながら生きている。

2020年11月より仙台市に在住(2022年秋まで)していたが、現在はチバラギに戻って求職活動中。
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