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恐らく「最後かも」しれないEF81PP牽引の土浦行きカシオペア紀行の迎撃にしくじった話

恐らく「最後かも」しれないEF81PP牽引の土浦行きカシオペア紀行の迎撃にしくじった話
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恐らく「最後」の土浦行きカシオペア紀行を撮影する

尾久所属のEF81も最期を迎えそうな中で

2020年からのコロナ禍による混乱等で「2024年内の事業用機関車全廃」という当初目的こそ達成できなかったのであるが、尾久車両センター所属のEF81の機器類の老朽化は否めない以上は廃車も時間の問題である。
実際、尾久所属のEF65PFは車籍こそまだ残っているが、JR東日本管内の工臨がキヤE197系などの新型事業用車両に置き換えられた関係で運用が事実上消滅している以上は廃車も時間の問題である。

そんな中、土浦まで尾久のEF81のPP運用によるカシオペア紀行が走る、という情報が入った。
「イベント列車以外では動くことも少なくなったEF81が本線上で見られる最後の機会では?」と思い、以前から気になっていた荒川沖~土浦間にあるプリマハム茨城工場近くの橋梁(阿見美浦バイパス)で「どっからやって来たんだ?」という位に集まった人混みの中で撮影することに。

なお、今回は昨年に勢いで買ったはいいものの運用機会が少ないCanon EF100-300mm F5.6Lなんて初期EFマウントのLレンズをα7RⅡにつけて撮影に挑んだ。

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カシオペア紀行 撮影編

機関車込みで「12両分」のフレーミングにしくじる

(Camera:SONY α7RⅡ Lens:Canon EF100-300mm F5.6L)

露払いのような役割をしたE657系。
35mm換算で180mmから200mm付近で10両編成程度ならばしっかり捉えられる撮影地だよなぁ…と判断し、これを基準にフレーミングしたのであるが、この時自分は重大なことに気が付いていなかった。
そう、カシオペア紀行は先頭と後方にEF81が2両分ついて12両編成ということである。

このE657系がウマいこと撮影できたので、この調子で撮影ができるか? ということで考えていた矢先、撮影地の雲行きが妙に怪しくなってきた。
慌ててISO感度を200から400に上げた上で何とかシャッタースピードを稼ごうと足掻いていた中、EF81の前照灯が見えたので「あとはどうにでもなれ」という思いでシャッターを切った。

(Camera:SONY α7RⅡ Lens:Canon EF100-300mm F5.6L)

土浦方向にEF81 80(尾)が先頭を飾るE26系カシオペア。
この時、編成丸ごと入らない、という意味で「フレーミングを間違えた(前に撮影したE657系が仇となった)」感じがしたのでEF81 95(尾)も入れようとしてワイド端にズーミングする。

(Camera:SONY α7RⅡ Lens:Canon EF100-300mm F5.6L)

後方に連結されているレインボー色のEF81 95(尾)と撮影する鉄たちも入れようと試みた…のであるが、いかんせん慌ててフレーミングしたためにうまいこと撮影できなかった、というのが何とも悲しくなった。

更に悲しいことに、カシオペア紀行が撮影地を通過後に雲が晴れてしまったのである。
撮影にしくじったことと雲が晴れたこともあわさって、復路のEF81 95牽引のカシオペア紀行を撮影する気すら妙になくなってしまった。

とはいえ、人間というものはよくわからないもので久しぶりにカシオペアを見た後に模型がひとつ欲しくなってしまった、というか。

暁

青いEF510-500牽引のカシオペア、というのは2010年代まではありふれた光景


なお、最近だと世田谷車両センター製の各社E26系対応表記インレタもあるそうなので、より「実車のようなディテールにこだわりたい」向きにはいい感じかもしれない。

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その後の話:霞ヶ浦を望むおふろに行く

(Camera:Canon EOS M Lens:EF-M 22mm F2 STM)

悲しい結果に終わったカシオペア紀行の撮影後、体の寒さもあって霞ヶ浦総合公園にある霞浦の湯という温泉施設に入ることに。
光熱費がかなり高騰している2025年なのにもかかわらず入浴料金が410円、レンタルのタオル込みでも510円で入れる素晴らしい施設で霞ヶ浦を眺めながら体を温めることに。

二股温泉(北海道)を再現した人工温泉という触れ込みもあって、短い時間の入浴であったが、温泉成分もあって「かなり」体が温まったのはいい感じであった。

次あたりはもう少しうまくやれればいい感じになるのか? などと思いながら、霞浦の湯1階の自販機のある休憩ゾーンでコーヒー牛乳を飲みながら感じたのであった。

今回の機材

SONY α7RⅡをばっちりと鉄現場に投入した例、鉄現場からしばらく遠のいていたこともあって実はほとんどなかったのでは?


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この記事を書いた人
akatukidesuga

泡沫カメラ同人サークル「ジャンク難あり500円の会」主筆。

1990年生まれのアラサーちゃん、という第二次氷河期世代のあおりをモロに受けた世代でそれを引きずりながら生きている。

2020年11月より仙台市に在住(2022年秋まで)していたが、現在はチバラギに戻って求職活動中。
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