ウン年ぶりの自衛隊一般公開へと行く
久しく自衛隊イベントとはご無沙汰であったが…
2017年以降、自衛隊イベントとは開催直前に天災が起きて中止になるなどの事態が度々発生していた、などの理由でかなりご無沙汰だった。
そんな中、10月某日に「何か近隣エリアでこれから行われる自衛隊の一般公開はないかなぁ…」ということで適当に探していたら、武器学校・土浦駐屯地の11月に公開が行われる、ということで、11月10日の公開日に行くことに。
到着後、関係者の昨今のウクライナ情勢や中国の動向等を踏まえた式辞などが終わった後で、今回の駐屯地公開の目玉である装備展示デモンストレーションが開始される。
装備展示デモンストレーション
三菱ジープ、生きてたんか…(2024年度内に用途廃止)
「まだ生きていたんか!」と思わず叫んでしまいそうになった、73式小型トラック。
アナウンスによると三菱ジープタイプの73式小型トラックは2024年度で用途廃止とのことであったが「何で今まで陸自で三菱ジープが生きていたんだ」という思いすら浮かんでしまい…そもそもの部品供給はどうしていたんだろうか。共喰い整備で生かされていたのだろうか?
87式自走対空砲と99式155mm自走榴弾砲。
特に87式自走対空砲は関東エリアではあまり見かけない上に、後継車両を開発中という話もあるので、74式戦車ベースで製造された87式自走対空砲が見納めになる日も近いのだろうか…。
一時期は「対空ミサイル等の発達でもういらないのでは」という扱いだった自走対空砲も、ウクライナでの戦闘で対ドローン兵器として一定の戦果を挙げているゲパルド対空自走砲のように見直されている側面もあるが…87式自走対空砲はそもそもの配備数が少ないのでなぁ…。
実は初めて現物を見る74式戦車代替としての色が強い(?)、16式機動戦闘車。
この個体は現行生産タイプの車内クーラー搭載車だろうか….?
(既存車両にも整備のタイミングでクーラー搭載を進めているようだが、時間はかかるかも)
10式戦車の主砲発射デモンストレーション。
撮影した場所が悪かったのかそれともか…であるが、今は亡き74式戦車(2022年退役)のような発射時のマズルフラッシュは出なかった。
(プロップガンのように派手にマズルフラッシュが出たら敵に見つかりやすいしなぁ…)
IED処理部隊の展示。
IED処理部隊の展示、というのは初めて見たのであるが…こういう風に処理するのか、と感じた。
99式155mm自走榴弾砲による射撃デモンストレーション。
「戦場の女神」である火砲の主役による派手な発射音で会場が盛り上がったところで、今回の武器学校・土浦駐屯地の装備展示デモンストレーションはここで終了。
さて、長くなりそうなので
今回の記事は「割かし長い分量の記事」になりそうな気がするので、ここで記事を分割することにする。
次回あたりは屋外展示の装備展示などを見ていくことにする。