デスクトップ機を延命強化しよう
デスクトップPC組んでから4年を迎えて
今メインで使っているRyzen5 3600入りのデスクトップPCを組んでから4年を迎える。
このデスクトップPCを組んだ際には旧BTO機(2014年冬から2020年秋まで使用)から600W電源やBDドライブ等の部品を引き継いだ「体質改善工事」のようなPCで、昨年次にブートディスクとしてのM.2 SSDや外装ケースなどを換装した大規模延命を図った時点で旧BTO時代から残った部品は600W電源のみというよくわからない状況のPCとなった。
今回も各種パーツを換装の上で更なるデスクトップPCの延命(とアップデート)を図ることにした。
前回のPCパーツ換装の話(2023年6月度)
いろいろなものを換装しよう
DDR4メモリを32GBから64GBに換装しよう
それまでのメモリ構成はDDR4の8GB×4で累計32GB構成であったが、いかんせんChromeを何窓も立ち上げながらClipStudioPaintEXを液タブ(Wacomのエントリモデル)で表示、ついでにDiscordやSlack、VScodeなども裏で動いている…なんて状況では32GBメモリでは正直なところパワー不足になりつつあった。
かくして、パソコン工房にてTeam製のELITE DDR4-3200メモリ(32GB×2)を購入することに。
一般的なPCでは標準的なメモリ容量であるところの32GBメモリと比べると、64GBメモリの安心感というのは桁違いで「これでChromeを何窓も立ち上げながらVScodeもDiscordも動かせるぞ」という気分になるのである。
なお、世間では今回搭載したメモリの1/8の容量の8GBしかメモリを積んでいないPCでAdobe CCを動かすような仕事現場もあるのだが…この件に関してはノーコメントで。
グラボを中堅どころのGeForce RTX3060(12GB)に換装しよう
グラフィックボードもそれまではGTX1660Superなんて組んだ当時には優秀なグラボを搭載していたのであるが、いかんせん将来的にAIを補助輪としていろいろな作業をこなす、ということを考えるとGPU側メモリが12GBと大量に載っていて安価なGeForce RTX3060(12GB)クラスが必要となる…ということで玄人志向扱いのGeForce RTX3060(12GB)をドカンと一発導入することに。
当初こそRTX3060(12GB)を入れたならば、物は試しとイラストなどの各種アイディア出し(叩き台)用にStebleDiffusionをローカル環境に入れてみるか?ということで試してみたのであるが、導入にあたってのPython導入設定でひどく頓挫してしまい「うわあああ、なんでぇ~(黒崎コユキ)」という感じになってしまったのである。
(関係ないが)ブルアカはカルバノグ1章途中で止まっています
かくして、アイディア出しの叩き台用のStableDiffusion導入計画は頓挫し、現時点ではただメモリ容量が12GBとやたらと大きいだけのグラボにしかなっていないのが実情である。何か敗北感すら漂うというか…。
それこそ、現在使っている無償動画編集ソフトの有償版であるDavinci Studioを「あの」編集用キーボード抜きでもいいので導入できればエンコード面でグラボの力を借りることができるので楽になるのだが、毎年のAdobe税よりは安価とはいえ45,000円の価値はあるんだろうか?
それはそうとして
そもそもCPU換装の時期では?
GPU全盛の時代とはいえ、PCの肝としての部分はCPUであることは変わらない。
少なくとも、まだAM4ソケットの規格が現役のうちに6コア12スレッドのRyzen5 3600から、8コア16スレッドながら消費電力と性能のバランス面で比較的優秀なRyzen7 5700に換装したいところである。
65wモデルなので現行の600w電源でもまだ余裕があって扱いやすそう
とはいえ、Win11標準装備のTPM絡みの設定変更が厄介そうという理由でCPU換装に及び腰になっているのもあるので「どっちがいいんだろうか?」なんてことを考えているところである。
「CPU換装したいの、うーん換れられないの(Clumsy Trickの節で)」という感じで現状面での費用対効果を考えるとCPUとしてはまだ一線級の性能を維持している…とはいえ性能的な寿命は確実に迫っているという事を考えるとかなり悩ましいところであるが「2026年冬までこのデスクトップPCを現役でバリバリ運用する」という目標を踏まえると換装するべきなんだろうなぁ、コレ。