フィルムカメラ

再び手に入れたCanon ⅣsbとKMZ Jupiter-8でいろいろと撮る

再び手に入れたCanon ⅣsbとKMZ Jupiter-8でいろいろと撮る
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Canon Ⅳsbを「再び」手に入れる

L39マウントの傑作機、Canon Ⅳsb再び

様々な偶然が重なり、50mmと100mm、135mmに対応した変倍ファインダーを採用したL39マウント機の傑作であるCanon Ⅳsbを再び手に入れることとなった。
元々、Canon Ⅳsb自体は仙台在住時代に広瀬通駅前のコセキカメラで別の個体を購入したのであるが、シャッター幕の調子が悪くお蔵入りしているということもあって実用的なCanon Ⅳsbを必要としていた。

とはいえ、元が1952年に製造された70年物のカメラ…ということもあって幕の状態は年式相応でシャッター幕に傷がついていたり、穴が空いていたりするために撮影したネガに支障が出るような個体が多く、購入するにもそれなりに悩ましい部分が多かった。
そんな中、秋葉原駅高架下にある中古カメラ店の2nd BaseにてCanon Ⅳsbのシャッター幕の状態が非常に良好な個体が置いてあったので「コレは実用面を考えると”買い”だ」と思い、あっさりと購入してしまった。

色々と撮ってみる|役に立たない作例

2nd Baseに置いてあるカラーネガの中で一番安価だったKodak Gold200をバルナックライカのようにフィルムの先端をカットした状態で装填して、秋葉原から神田近隣をふらりと歩くことにした。
取り付けたレンズは、元々が店頭チェック用にあらかじめ用意していたKMZ製Jupiter-8(50mm F2)。あれほど安価に市場に出回っていたJupiter-8も、最近はロシアとウクライナとの戦争の最中という事もあってか、以前に比べると市場でも少々お高くなったような気がする。


スキャニングはEPSON GT-X900にてスキャン。

Camera:Canon Ⅳsb Lens:KMZ Jupiter-8 Film:Kodak Gold200

秋葉原駅の高架下にあった、ナンバーがべこべこになっている電動原付のLUUP。
タイヤが小さいせいか、路面段差等のショックをどう吸収しているのかが前方の申し訳程度に付けられているショックアブソーバー以外は見当たらないのであるが…こんなんに乗って事故ったら後遺症が残りそうで怖いというか。

Camera:Canon Ⅳsb Lens:KMZ Jupiter-8 Film:Kodak Gold200

神田方面の急勾配を走り抜ける上野東京ラインのE231系とE233系の併結。
露出をもう少しアンダー目にすればいい感じで撮れたんだろうか? とは思うものの、10年以上のジャンク遊びで鍛えた勘露出の腕もちょいと衰えたんだろうか、と思ってしまうのも事実としてあり。

Camera:Canon Ⅳsb Lens:KMZ Jupiter-8 Film:Kodak Gold200

絶賛解体中の肉の万世ビル付近にある、秋葉原名物の怪しげな自販機ボックス。
どちらかといえば、多数の看板があるこの自販機ボックスを撮るのならば、同時に持参した35mmのJupiter-12あたりで撮るべきだったのだろうか?

Camera:Canon Ⅳsb Lens:KMZ Jupiter-8 Film:Kodak Gold200

秋葉原と神田の境目にあるあたりで中央線のE233系0番台を。
中央線E233系0番台も、ここ一か月の間に『10Cars』のような表示を複数パターンほど前面部に出している、という話があり「(ひょっとしたら)中央線グリーン車導入の日も近いのだろうか?」と思ってしまうのであるが…中央線グリーン車の運用開始はいつ頃なのだろうか?

Camera:Canon Ⅳsb Lens:KMZ Jupiter-8 Film:Kodak Gold200

神田須田町にてふらふらと。
それにしてもファミリーマートで今(24年8月現在)やっている40%増量セール、本当に既存サイズ比で大きいんだろうか? となるのは自分だけだろうか。

Camera:Canon Ⅳsb Lens:KMZ Jupiter-8 Film:Kodak Gold200

値上げ・ラッシュだ、という巷の状況に漏れず、値上げしているJR神田駅前の立ち食いそば屋。
立ち食いそば屋は小麦も蕎麦粉、ましてや白米までも高くなっている状況でどうやって利益を維持しているのだろうか、ということは…考えたくもないなぁ。

今回の反省

今回の撮影では標準画角である50mmのJupiter-8ばかり使用しており、同時に持参したはずの35mmのJupiter-12を使用しなかった、というのは機会損失である。
とはいえ、Canon Ⅳsbには35mmの変倍ファインダーは入っていない以上は仕方がないので「いっそ周八枚から出している35mmの外付けファインダーあたり買うべきか」ということも考えている。

暁

中古でもいいのだろうが、紛失リスクが大きすぎるので…

また、フィルム装填にデリケートな扱いを要するバルナックライカ系統のフィルム装填に未だに苦手意識がある。
そのために未だにカメラ屋の店員に教わりながら恐る恐るCanon Ⅳsbにフィルムを装填しているのであるが、いい感じに一人でバルナックタイプの装填を行うためにもUN製バルナックライカ用フィルムカッターあたりを導入するべきか悩ましいところである。

暁

最低限、フィルムカッターは必要出費だろうなぁ…。


この記事を書いた人
akatukidesuga

泡沫カメラ同人サークル「ジャンク難あり500円の会」主筆。

1990年生まれのアラサーちゃん、という第二次氷河期世代のあおりをモロに受けた世代でそれを引きずりながら生きている。

2020年11月より仙台市に在住(2022年秋まで)していたが、現在はチバラギに戻って求職活動中。
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